ビレッジ

September 29, 2014

9月も残りわずか1日

 肝心の仕事は全くの暇…、それ以外は稀に見る忙しい年で、地域管理組合の副理事長の職を引き受けて、隔週末の理事会出席、その議事録作成、凡そ月刊の会報発行しなければなりません。加えて、地域内で発生する諸々の事案に対応しなければなりません。

 野良ネコに餌をやる人がいるらしいのですが、通報者の言うとおり、これは全く無責任な動物愛護…と、ここまではどこにでもありそうな話ですが、これからがこの管理組合ならではの出来事で、タヌキを餌付けしている人がいる、との報告には驚いてしまいます。実は、数ヶ月前、かみさんが大声で私を呼びます。駆け寄って、指さす方を見ると、前の棟をタヌキが横切って走り去って行くではありませんか。話には聞いていましたが、目の前十数メートルを過ぎ去ったのは、明らかに犬・ネコとは体型の異なる、タヌキでした。
小山田荘鳥瞰図_2
 過去に幾度か触れましたが、この管理組合(190世帯)の属する小山田桜台団地(1500世帯)は、いいように云えば里山が残る、当地方独特の呼び名である「谷戸」が多く見られる自然豊かな、悪く云えば単に開発の遅れた、取り残されたような、広大な丘陵地帯=私の云う「小山田庄」の中にあるのです。the-village 1ある意味、映画:『ビレッジ The Village (2004)』のような「小山田庄」、「2020東京オリンピック」誘致成功で俄然現実味を帯びてきた「小田急及び多摩モノレール」延伸の話、個人的にはモノレール延伸、新駅誕生が頭一つ先行しているように感じるのですが…、どっちでもいいから早くやれよ!…。

プランター_サルビア 通学途中の悪ガキどもの仕業か…、歩道に設置されたプランターに我々が植えたサルビアの花が何本も引きぬかれたり、悪気もなく、お年寄りが引き抜いて持って帰ったり、外部の不良どもが駐車してある車のモールを外したり、車のルーフに登ったり、他人ごとでもないが、高齢者が車を前進しようとして駐車場の後のフェンスにぶつけたり…と、いろんな事件・事故(?)の情報が寄せられます。ここで気がつくのは、「荒れる教室」など小中学校の授業崩壊が終息したのか、悪ガキ・不良による事件は減少、逆に高齢者による高齢故の事故・事案が増加している傾向があるということです。このような事件・事案の発生を抑止する目的で、防犯カメラ・システムが導入されました。プライバシー・肖像権の問題もあり、カメラの設置数・位置および撮影範囲には種々の制約・規制があり、そのシステム管理・運営規則を整備しなければなりません。

花壇_苗植えこみ準備 6月末、朝から雨の中、皆で団地内の花壇・プランターに苗を植えました。町田市の苗床に車で行き、苗を持ち帰り、予め計画された設計図に従っての植え付け…、もちろん、私にとっては初めての経験でした。そうそう、8月末、団地の夏祭りも忘れてはなりません。各管理組合の理事は1ヶ月も前から準備に駆り出され、何らかの形で実行委員のメンバーに組みこまれることになり、祭が終わった次の週末には、盆踊りの櫓、神輿を分解して倉庫にしまわなければなりません。祭が終わると、今年の夏も終わりです。あれから3ヶ月、水遣りなどのお世話の結果、花壇(秋)皆で植えた苗は見事な花を咲かせて目を楽しませてくれます。苗を植えた一人として参加した町田花壇コンクール、結果は残念でしたが、皆で協力してここまでやれたことには大いに満足です。

 月に最低3回のブログ更新を心がけているのですが…、9月も残りわずか1日、書く時間がないという言い訳がましいこの記事で何とか最低限の発行頻度を確保、ここは10月にご期待下さい。

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express01 at 17:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

July 17, 2011

魔物、それはあちこちに

1971年、高度経済成長期に東京に大量に流入する「団塊の世代」と呼ばれる世代の住宅を確保するために、多摩丘陵の森を切り開いて造成されたのが、東西14km・南北1〜3kmに及ぶ全く人口の都市:「多摩ニュータウン」でした。理想を目指した計画と施設(インフラ)が実施された「ニュータウン」は多摩市の人口の60%を占め、豊かな税収を背景に発展しました。

私の住む町田市も、東京一局集中を背景に成長した街、東京都心から30〜35km、都内では家の買えない地方出身の「団塊の世代」が移住して来た街、という意味では多摩市と同じです。20年前に町田市にやって来た私ですが、当時、市内をバキュームカーが走るのを見て、市の大動脈であるはずの町田街道の狭さに、JR横浜線と私鉄各線の連絡の悪さに、驚いてしまいました。違いは、町田市が自然発生的に(ほとんど無秩序と同義)成長した街であるのに対して、多摩ニュータウンは100%人工的に造られた、地方から出てきた「団塊の世代」だけを住民とした、考えてみれば、奇妙な街です。

「奇妙」と言えば、先日、不思議な感覚に陥りました。多摩市は私の住む町田市の北に隣接、車のナンバーが同じ「多摩」にも関わらず、西隣の相模原市、北隣の八王子市に比べるとどこか疎遠な感じがします。私の住む「小山田地域」の位置に関係するのかも知れません。多摩市と町田市との境に、多摩ニュータウン造成当時に、自然破壊のちょっとした言い訳に、これも人工的に造られた「横山の道」と称する東西10kmに及ぶ遊歩道が整備されており、その中間地点に「一本杉公園」があります。
一本杉公園 鎌倉街道2
この「横山の道」を境に、多摩市側はニュータウンとして整然と区画整理された人口都市、反対の町田市側は、ゴルフ場はあるものの、大半は東京都の運営する緑地を中心にした「小山田地域」です。平安から中世、鎌倉時代にかけては、地名の由来である小山田氏が馬を飼育する広大な牧場、城館を備えた領地でした。話を裏返せば、開発の進んだ多摩市と遅れた町田市…。

整然と区画整理された多摩ニュータウンを中世・鎌倉時代以来の森が覆い隠しているようも見えます。
一本杉公園_小野路















the-village 1the-village 2





映画:『ビレッジ The Village (2004』(M・ナイト・シャラマン監督)森の奥深くのアーミッシュ(?)の小さな村、全員が家族のように団結し、幸せに暮らしていました。「語ってはならぬ物」、魔物の住む森には決して立ち入らないという掟を頑なに守っていました。しかし、恋人の怪我から命を救うために、その掟を破り、医薬品を求めて、森を抜け町へ向かいます。苦難の末、主人公はやっとのことでフェンスを乗り越え外界に…。かつて、主人公の祖父の時代、卑劣な事件に遭遇し、大切な人を亡くした幾組かの家族とともに、犯罪のない楽園を求めて、巨額の遺産を基に自然保護区の奥深くに造った村だった、というのがオチでした。

当時若かった「団塊の世代」は、同時に高齢となることが問題なのです。多摩市の高齢化率は、1995年には全国の高齢化率(14.5%)を下回っていましたが、2015年には全国の高齢化率(25.2%)を上回るそうです。かつては豊かな財政を背景に高度なインフラが整備され、市職員の待遇も近隣の市町村を上回っていましたが、いつしかこれが足枷に、高齢化に伴う国民健康保険、老人医療費などの増加、反対に、所得の低下する高齢者層が拡大して、個人市民税は大きく減少、赤字財政に陥ると見られています。
サンリオピューロランド看板
あれほど華やかに見えた多摩センターも、どこか、さびれて見えます。三越百貨店が居なくなり、続いてIDC大塚家具も撤退してしまいました。「サンリオピューロランド」は…?。

理想を求めて「ビレッジ」、「ニュータウン」を造りましたが、魔物は森だけでなく、町や村、あちこちに現れるようになりました。
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express01 at 22:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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