December 2019

December 31, 2019

第11回 かってにHKX紅白歌合戦

 最近の ミラーレスデジタルカメラの進歩には著しいものがあり、プロの映画撮影にも使われています。スティルカメラとビデオ(ムービー)カメラとの境界がなくなったということです。しかし国際間の貿易関係ではそうではないようで、日本とEUとの間では両者は厳然と区別されています。EU側のビデオ(ムービー)カメラを保護を目的に、「スティルカメラは30分以上の動画撮影ができない。30分以上はビデオ(ムービー)カメラに分類される」ということのようです。前回の『Rock 'n' Roll Christmas Live at 嵐が丘』(2018/12/22)では、写真ではセミプロの腕前を持つ友人に動画の撮影をお願いしたところ、結果は…、鴨居に設置したスティルカメラはリハーサルでほとんど30分を費やしてしまい、その後はズーッと停止状態で、それに気づいたのは演奏が終了してからの事でした。後の祭り…、とはこのこと。今回はその雪辱を果たすべく、オープン2時間前からから始めたアンプ/マイクの設営、リハーサルからスタンバイ、バンドの前に陣取っています。その動画のファイルサイズが60ギガ・バイト、ポータブルHDDで頂きました。

 大晦日、2019年も残り時間がわずか、この辺で「第11回 かってにHKX紅白歌合戦」を始めましょう。
第11回HKX紅白歌合戦
 
 既にご存知の通り、私は町田市小山田桜台という団地(1千5百世帯)に住んでいます。御多分にもれず、高齢化が進んでおり、当団地も例外でなく、団地商店街にはかろうじて「スーパー三和」があり、商店街の何軒かはシャッターが閉まっています。

 その一角にありながら、時には画廊となり、時には歴史雑談会・サロン、今回はコンサート会場となる、ローカル文化の発信局、コーヒーハウス「嵐が丘」があります。その「嵐が丘」を会場に『Rock 'n' Roll Christmas Live』が催されました。
 
 「Rockin ' All Over The World」はJohn Fogertyの曲ですが、私は本来ならばロックンロールは余り好きではなかったのですが、Nobuさんの歌で好きになってしまいました。因みに、英国のStatus Quoというバンドが歌ってヒットしました。もう一つ因みに、Status Quoとはラテン語で「現状維持」の意味。

 「Be My Baby」、The Ronettes、1963年のヒットです。

 「Let's Twist Again」、Chubby Checker、1961年のヒットです。実を云うと、私は当時この曲を知りませんでした。1990年頃(?)、転勤で東京に来た頃、友人に連れて行ってもらったOldiesばかり聞かせる中年向けのクラブ「Kentos」で初めてこの曲を聞きました。因みに、Chubby CheckerのChubbyとは「太っちょの」と云う意味。

 そろそろお時間ですね。

 どうぞ、良い年をお迎えください。

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December 28, 2019

冬至の頃

冬至の頃
 この1週間を振り返ってみると…、
 19日(木) テニス。団地内のコートでやるようになってもう7〜8年になるのでしょうか。参加費が4百円(2時間)と今の若い人が云う「コスパが高い」故か、当初は4〜6人だったのが、引退した人が増え、今や8〜10人が参加、1面では足りず毎回2面を借りています。決して運動神経の良い方ではないのですが、30前後に始めたテニス、キャリアだけはまだまだ続きそうです。このテニス仲間から、新しい友人が出現しています。人生の先輩が一人、私が自己流ながら本格的に絵を勉強、熱心に描きだしたのも、その人の専門的な評価があったからで、加えて彼の歴史・民俗学の見識は、身近には彼がただ一人でした。テニスの合間に交わす会話の中に、相手の趣味・嗜好を嗅ぎ分け、男性ならば少しは興味があるであろう…と、その彼と一緒に作ったのが(仮称)「歴史雑談会」で、メンバー9人の内、テニス仲間(現役)が5人を占めています。

 20日(金)川越にてバンド練習。川越にスタジオが在るとか、何か特別な理由がある訳ではなく、ただ単に4人から時間的に等距離の場所にスタジオ代わりのカラオケ店があるという理由だけです。私は自分の住む町田から1時間をかけて国分寺のAさん宅に行き、そこで彼の車に乗り換えて、さらに1時間という行程です。本来ならば、隔週毎日曜日を練習日としているのですが、この日(金曜日)は特別。その週末(日曜日)、遠く埼玉県東松山の「STUDIO-1」にて、クリスマス当日(水曜日)には私の地元、団地の喫茶店「嵐が丘」にてライブコンサートの予定が差し迫っており、急遽の練習となったわけです。練習3時間+夕食2時間と、アルコールは入りませんが、隔週で同窓会をやっているようなものです。これに往復4時間のドライブはつらいのですが、かかる経費は一日2千5百円ぐらいと、私の趣味の中では最も高額です。この日は、年末・クリスマス故か、経営が以前のSHIDAXから現行のカラオケ店に変わったからか判りませんが、ウィークデイの金曜日にもかかわらず5割増しの料金でした。

 21日(土) 学習支援教室のアルバイト。本来の仕事は教室の設営、小・中学生向の見送りなのですが、先生役の大学生が足りない場合は、こと中学生向けの英語に限り、代行教員として教えます。中学生と云えば13〜15歳、半世紀前の私と単純に比較はできないが、彼らは外国の言語・文化には興味がないようです。半世紀以前に中学生だった頃の私はいわゆる「洋楽」が好きで、例えばThe Beatlesの曲を英語で歌いたかったから、もちろん意味も解らず…、加えて、英語は中学から横一線に始まったので、小学生時代の不勉強は大したハンディになりませんでした。彼らなりに英語を好きになるきっかけを掴んでもらえれば…と、例えば、単語を丸暗記するだけでなく、先ずは、カタカナ日本語になっている外来語を英語に直してみることを薦めている。単語の語源を「接頭辞+語根+接尾辞」に分解する(「英単語の語源図鑑」)、そして、私自身がこの歳になって初めて知ったのは英語を遡るとラテン語・ギリシャ語をさらに遡ると、黒海・カスピ海北部周辺の狩猟牧畜民族が使用した印欧語に辿り着き、これは文明の発生(チグリス・ユーフラテス文明)、旧約聖書の創世記など文化人類学にも関係してくることになります(「語源でわかった!英単語記憶術」)。生徒に興味を持ってもらおうと思って勉強したことが自分の世界観まで変えることになりました。

79525611_3304954792908168_6538359964606398464_o 22日(日) Live at STUDIO-1。東松山まで2時間半、約束の午後3時半、やっとお店に到着します。住宅を遠巻きにした空地の中の一軒家風のSTUDIO-1、周りは既に夕方の様相です。前回のライブでは、台風19号の来襲で往路では土砂崩れで道路が閉鎖されていたり、河川の決壊で水浸した車が前日より放置されていたり、コンサート出演予定の6バンドの内2つが参加出来ない事態になりました。未だ台風被害の収まらない中、遠い町田からよくやって来てくれたという感謝の意味か(?)、今回は4バンドのうちの一つに数えられています。メンバー4人の内私だけが素人で、かつてはステージに上がるだけで舞い79254790_3304955446241436_5966384223311888384_o上がってしまい、ギター演奏あるいはボーカルと、どちらかが(どちらも)おろそかになりましたが、ギターの技量はともかく、余裕を持って歌うことができるようになりました。最初にステージに上がらせてもらい、各アンプ/マイクの調整に時間がかかってしまいましたが、結果的にはそこそこの出来栄えだったように思います。このステージはクリスマスの「嵐が丘」ライブのリハーサルでもありました。

 23日(月) 「雑談会」の忘年会。朝起きてみると、外は薄っすら雪化粧。初雪でした。既に予約していたピザを受け取りにカミさんの電動アシスト自転車を駆ってPizza Hatに、サイズL3枚を後ろに乗せて「嵐が丘」に向かいます。定休日の「嵐が丘」ではメンバーがテーブル・椅子の設置、隣のスーパー三和でワイン/ソフトドリンクの買い出しを終わり、後はピザを食べながらいつもの雑談会を進行します。バァさん2人+ジィさん4人=6人、1時半から6時、来年の大河ドラマの影響でしょうか、今日の話題は「光秀・本能寺の変」から「EUとはローマ帝国の再現」、「英国のEU離脱」 に至るまで、面白い延々4時間半でした。二日後に控えた「嵐が丘」クリスマスライブには今回参加の全員が来てもらえるということで、この6人で「Silent Night きよしこの夜」を合唱すべく、残り1日で本メロ及びハーモニーを練習しておくことにしました。

 24日(火) 今年3月、「嵐が丘」で私の絵画展(『第2回小山田有家絵画展』)で私の絵を大層気にいってくれた人がいます。日本刺繍の工房を運営する、「町田市美術協会」副会長の由。彼女のアドバイスで10月の「町田市文化祭」の一環で市民ホールギャラリーにて「小山田荘の市美展案内風景(F1サイズ8枚組の絵)」を出展した経緯があります。今回、お会いしたのは、2020年2月末、町田市立国際版画美術館で催される「第45回町田市民美術展」への出展のお誘いとその要領をお聞きするのが目的でした。F2サイズの絵4枚を50cm x 50cmのフレームに入れようかとアイデアを練っていますが、絵の提出期限までに気に入った絵を4枚用意できるのか疑問です。副会長のお誘いなのですが、出展料はきっちり取られるようです。

The K.A.Y.A. Band Live DM 25日(水) Christmas Live at 「嵐が丘」。オープンまでのリハーサル、写真家の友人がカメラ機材を持って我々の前に陣取り、遠く南足柄市から来てくれた友人、「雑談会」のメンバーも三々五々やって来ます。前日、自宅で用意しておいた「Silent Nightきよしこの夜」の歌詞/Chordsをバンドのメンバー、既に来場した皆さんに配り、練習しましたが、上手くハモができたかどうかはよく判りません。多くは昨年もやった曲が多くあることは仕方がないのですが、前半9曲:1) Bye Bye Love, 2) Black Is Black, 3) Tequila Sunrise, 4) Proud Mary, 5) Peaceful Easy Feeling, 6) Be My Baby, 7) Surfin' USA, 8) Lets Twist Again 9) Take It Easy、後半9曲(リンクは22日、Studio-1での録画):1) Pretty Woman, 2) Memphis, 3) Lodi, 4) Norwegian Wood, 5) Yellow River, 6) On The Road Again, 7) Who'll Stop The rain, 8) Every River, 9) Rockin All Over The World、合計18曲、1曲3分としても54分です。

 前半と後半の間に休憩時間が設けられ、その間聴衆の皆さんは軽食を食べワインを飲む趣向です。休憩時間も終わり、空腹も満たされ、アルコールも廻って来たところで、参加者全員で「きよしこの夜」を合唱、出来の良し悪しは別に、バンドと観客の一体感が醸成されたはずです。今回のライブ、「嵐が丘」の定員は15人、内8人が私の関連、1人は仕事の途中に覗いてくれたり、ドアの外にはアルバイト先である中学校の生活指導の先生も顔を出してもらったり、多くの人たちの支援で実施することが出来ました。感謝です。

 今年の冬至は22日(日)、 STUDIO-1でのライブの日、現地に到着すると太陽は既に西の空に低く傾き、ここまで走って来ただけで一日を終えたような感覚です。一日一日は徐々に日が短くなり、心細く、世界は暗黒の闇に沈み、運気の弱さも極まり、やり残したこともたくさんあります。例えばこのブログ、月に3度の更新がわずか2回になり、最近は絵も描いていません。冬至を堺に徐々に日は長くなり、「太陽の復活」はキリスト教と結びついて、クリスマスとなります。ライブまでの1週間、短い毎日を如何に次に繋げるかを考えながら来ましたが、「冬至」とは人生で云えば「玄冬」、人生のクリスマス、「太陽の復活」する日があってほしいものです。

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express01 at 15:29|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Recent Event | Local

December 12, 2019

日本人の「自我・自立」

Tokyo Olympic ラグビーワールドカップ・ベスト8入りを果たした日本ラグビーチームが今日東京丸の内で応援感謝のパレードが行われました。スポーツ中継にあまり興味のない私のような人間もチームの活躍に熱狂しました。それに比べると、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長森 喜朗氏(元首相 早稲田大学ラグビー部出身が妙)と日本オリンピック委員会(JOC)会長山下 泰裕氏が率いる「2020東京オリンピック」は、開催を目前の来年に控えて、マラソンと競歩の札幌開催が決まった。国際オリンピック委員会(IOC)の会長バッハ氏の鶴の一声に何の異論も唱えず、JOC会長山下泰裕氏の国際オリンピック委員会(IOC)会員就任をエサに、唯々諾々と受け入れたことに唖然としてしまいます。

 オリンピックの東京誘致が決まった2013年、当時は英語のガイドかなにか…、私も何らかの社会貢献がしたいものと真剣に考えたものでした。しかし、メイン会場の国立競技場デザイン案が一旦決定されながら白紙に、ロゴマークが盗作問題で白紙に、極めつけは東京誘致に成功した日本オリンピック委員会(JOC)会長竹田 恆和(たけだ つねかず)氏がフランス捜査当局の招致をめぐる贈収賄容疑に名前が登っていることを知るに至って、当初の意欲は全く失せてしまいました。今回の札幌開催決定そのものより、森 喜朗・山下泰裕両氏等オリンピック指導者、及びこれに何ら意見さえも挟まない現役のアスリートの皆さんにも驚いてしまいます。むしろ、可能かどうかは別に、「オリンピックの花」であるマラソンが東京(圏)以外の土地で行われるのなら、「約束が違う。開催を中止する!」ぐらいの啖呵を切っても良かったのでは…。日大vs関学のアメリカンフットボール事件の例を出すまでもなく、個々のアスリートに自主性・自立心が大きく欠如していることに今さらながら驚いてしまいます。

 弥生人が水田稲作農耕を持って日本に侵入、彼らが立てたのがヤマト(大和)政権であり、水田稲作農耕を持ってさらに東進、集団的な水田稲作農耕をしない先住者、縄文人を「まつろわぬ者」として討伐した歴史がある。南方由来の水稲作は東北の寒冷地ではつい最近、1950年代まで安定的な収穫を約束するものではなかった。

 一方、世界を支配するヨーロッパ文明は水田稲作農耕の天水農業の文明です。自分の畑に降って来た雨は自分のものになる。自分が勝手に使って構わない。農耕地を広げ、天水(雨水)を利用して畑を作り、小麦などの種をまいて収穫し、が栽培できないところは牧場にして家畜を放牧する。用水は天水(雨)を頼むから、農地ごとに人は自由に独立できる。そこでは個の判断力が重視され、個人主義が生まれる。個の自立、自我の確立と云われるのがそれである。その上、麦の栽培は簡単である。冬雨が降る頃に、鋤で畑を起こし、種をまく。麦は冬に育つから雑草や外注の心配もなく、放っておいても収穫できる。

 ところが、日本の水田稲作農耕は傾斜地特有の灌漑に依存、分割不可能なかかし170水利系の中で、他人のことをいつも意識し、共同で作業しなければなりません。苗代をつくって水田耕作田植え、田に張った水を替えて、田に生えた雑草を取り、害虫の駆除を行い、やっと収穫につながったのです。しかも四季の変化が激しいので、多毛作の他のアジア諸国の水田とは大きく異なり、行程管理も緻密さが必要です。少しでも自分勝手なことをすると、例えば勝手に「我田引水」すると「村八分」にれます。自我の主張はわがままとみなされました。勤勉・実直の風はこのようにして生まれました。 

 以前から気になることがあります。何時ごろからか、オリンピックの柔道が全く面白くなくなりました。だらだら時間だけが過ぎて知らぬ間に勝負が決まり、かつてのように、日本が得意な一本の大技で勝負が決まることはなくなりました。その理由の一つが、ルールへの対応であり、日本柔道はその変化に対応できなかった、ということであろう。柔道のルールづくりは、国際柔道連盟(IJF)が主導権を持っており、07年の理事選挙で山下泰裕氏が落選、IJF内での日本の発言力は著しく低下してしまいました。ルールづくりの主導権を奪われたら、試合前に既に負けが決まったようなもです。

 世界のルールに順応していくのが日本の強味だったことも事実です。しかし、グローバル化によってルールが統一される時代になると、ルールへの対応力より、ルールづくりへの参画度が勝負を分けるようになる。「ルールはお上がつくるもの。自分たちはただと従えばいい」と思っている。ルールを変更に介入することは「フェアではない」とすら感じているのが、今の山下泰裕氏を代表とする日本オリンピック委員会(JOC)ではないでしょうか。

 朝日新聞(2014年2月14日)の報道では… 麻生太郎財務相は14日の衆院予算委で、スポーツの国際機関で日本人役員を増やす必要性について「もし柔道の山下(泰裕氏)が英語ができていたら(スポーツの国際機関の)会長になっていた。一言もできなかったから、あの試合の時も『おかしいじゃないか』と審判に監督として手を挙げられない」と答弁した。英語が上手い下手ではなく、審判に不満があれば堂々と意見を述べるべきであり、麻生太郎大臣の云う通りである。「男は黙って…」は過去の日本だけ、水田稲作農耕「共同体」内部だけに通じるもので、海千山千の相手に切った張ったの勝負は出来ないでしょう。

 同じく朝日新聞(2019年11月22日)で元サッカー日本代表監督:岡田武氏がインタビューに答えて、「東京五輪・パラリンピックを日本人が「自立」するきっかけにしよう」と訴ます。「サッカーで主体的にプレー出来るやつは何人かだが、いる。反発心で出る主体的な力は短期間では効力があるが、長続きはしない。本来は、自分の勝ちたい、勝つことが楽しいという内発的欲求で力を出せることが真の自立だと思う。」

 彼は来期J3に昇格するFC今治の会長です。

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express01 at 19:13|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック History_Japan | History_World
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映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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