of

December 25, 2012

真冬の散歩道

先日の衆議院選挙では自民党が圧勝、民主党は見る影もなく、少し期待の「維新の会」には石原さんや平沼さんの顔…、全くの興ざめで寝込んでしまいそうでした。という訳で、気力をなくしてしまった私、エネルギーの必要な『2012年 近江の旅』の続きを書く気にはなれず、ほんとうに、今年も余すところ〜日、ボケーっとした冬休みモードに入ってしまいました。

今年は夏が長く何時までも暑い日が続いたのですが、秋は短く、物思いに耽る晩秋などはアッという間…、一気に真冬に突入しました。年末までは毎朝、寒さをこらえながら自転車に乗っていたのですが、今年はのっけから池が氷る寒さ、年が変わるのを待つまでもなく、あっさりと自転車を放棄、歩いての散歩に切り替えたのは寒さだけが理由ではなく、寄る年波?、ということでしょう。20120818桜美林図書館裏

昨夏に始めた水彩画スケッチ、「絵」と呼ぶにははずかしいものかも知れませんが…、散歩に新しい楽しみを加えることが出来ました。線画で始めた私ですが、当初は小学生時代の絵の具のイメージしかなく、絵の具がこんなに便利に進化したのを知りませんでした。昔は画材といえば専門店で買う高価なも、というイメージでしたが、「絵手紙」ブームのお陰でしょうか…?、今や近所のホームセンターで揃えることができます。私の場合、鉛筆による下書き→ドロウ用の耐水ペン(黒)で清書→水彩絵の具で彩色、ではスケッチ(サイズ:F0 or A5)と言っても小一時間はかかってしまいます。

『2012年 近江の旅』でご一緒したKENさん、絵に関しては、人生と同じく…、大先輩です。彼は如何にもスケッチといった感じでまたたく間に描いてしまうのは驚異です。私には到底真似の出来ないことですが、最近、<鉛筆による下書き>を止め、いきなり耐水ペン(黒)で描き始めるようになったのは、大きな進歩です。最近描いたのがこれ、…といっても寒くなる前の話、歩いて20分ぐらいの所にある、レトロな看板は昭和初期の趣、大泉寺バス停。
20121107大泉寺バス停_342

昔、サイモン&ガーファンクルの曲で『真冬の散歩道 A Hazy Shade Of Winter』というのがありました。ドラムが入り、ザ・バーズ(The Byrds)と並んで、当時フォーク・ロックという新しいジャンルでした。


もうすぐ、孫達家族がやって来ます。孫娘には絵を描く私がただ者ではないように見えるらしく、「ジージ、すごい。」
ポチ袋の中身は増やせませんが…、ご所望とあらば、彼女と一緒のスケッチ散歩に付き合いましょう。

Momo holding sign board-HKX Radio※今までの曲は左サイド、Music Player でお聴きになれます。 
Your Support, Please. ▼ ボタンを押して下さい。このサイトの順位がわかります。
にほんブログ村 歴史ブログ 諸文化の歴史へ にほんブログ村 音楽ブログ カントリーミュージックへ 人気ブログランキング


express01 at 15:20|PermalinkComments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

May 11, 2012

Bluemoon Of Kentucky

sailor_moon先日、Google Newsに全く新しい単語:「Super Moon スーパームーン」が目にとまりました。「セーラームーン」ではありません、念のために…。

満月去る5月6日、通常より一回り大きく、さらに明るい満月が現れた、というニュースです。月の軌道は楕円で、その日地球に大接近、これがが満月と重なってそんな現象となって現れたそうです。もしや…、と風景写真が趣味の友人に訪ねるも、「知らない。でも以前に撮った満月の写真はあるよ。月に変わりがあるじゃなし〜♪ (この場合、月ではなく雪です!)」と、一杯入っているのか…、ほとんど期待できない返事でした。

欧米の言い伝えでは、満月の光の下で様々な狂気、異常な現象が起きると言われています。入院患者の急増、犯罪発生件数の増加、人々が奇妙な行動をすることを指すものでしょう。中世、月が心理的不調の原因となることが広く言われていましたが、さらに、単語:Lunacy は「狂気の、精神異常の」意味ですが、その語源はラテン語の月を意味するLunaから来ています。しかし、近代科学は月の満ち欠けと犯罪発生件数、疾病数あるいは人間の行動との間には何らの相関関係もないことを示しています。参照→ Science Casts: The Super Moon of May 2012 

昔からの関心事でもあってか、欧米のメディアはこぞって「スーパームーン(=満月の大接近)」を報道しました。どうも解せないのは、あれだけ5月21日に観測されるであろう金環食(=皆既日食)を騒ぎ立てている日本の新聞・テレビ各社ですが「スーパームーン(=満月の大接近)」をほとんど無視したと言ってよいでしょう。古来より、日本の詩歌では、天体現象の中では「月」が最も多く登場するのでは…と思われるぐらいに好まれ、作者の心境を投影させる対象になっているはずですが…。これこそが不思議な現象に思えます。

ET Silhouette
今まで私は表現上の映画的技巧で、現実に見るより大きな月をスクリーンに登場させたもの、と思っていましたが、この歳になって初めてこんな現象が現実に起こることを初めて知りました。

ということで、…取って付けたように…、『Bluemoon Of Kentucky』です。


※ Amazon: "Bluemoon Of Kentucky"  

Momo holding sign board-HKX Radio※今までの曲は左サイド、I Pod 風のプレーヤーでお聴きになれます。
  
Your Support, Please. ▼ ボタンを押して下さい。このサイトの順位がわかります。
にほんブログ村 歴史ブログ 諸文化の歴史へ にほんブログ村 音楽ブログ カントリーミュージックへ 人気ブログランキング


express01 at 19:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

January 24, 2012

Standing on The Corner of Winslow, Arizona

『Sister Golden Hair』でYoutube デビューしたのが2008年1月21日、大げさに言えば、この日に始まる我々のバンド歴史において、何度も取り上げられながらも、結果的にはボツとなった、幻(まぼろし)の『Take It Easy』に再度挑戦してみようということになりました。振り返ると、どうも私の自己流バックコーラスが災いしていたようで、バンド結成4周年記念の先週末、これを期に乗り越えるべく挑んだのですが…、満足の行く結果を得るには時間がかかりそうです。少々残念ですが、途中経過報告…ということでお聞きください。


Youtube デビューの前月、2007年12月9日に『Take it Easy アリゾナ州ウィンスローの街角』を書いています。皆さんにもご理解いただけると思いますが、昔自分の書いた記事を読み返すと、どこか気恥ずかしい気持ちになってしまいます。

「(出身は) Winslow, Arizona です」。…の自己紹介の後には、間違いなく、あなたは聞かれることでしょう。「えっ、あの『Standing On The Corner of Winslow, Arizona』の出身ですか」、って。〜 
聞いてみようと…あれから4年、残念ながら、ウィンスロー出身の人は私の回りには現れませんでしたが…。
Route66-Arizona_2
州都:フェニックスの北200マイルにあるこの街、ウィンスローは生き残りをかけて必至にもがいていました。かつては、アメリカの大動脈:ルート66が通っていましたが、1970年代に入り、ルート66に代わって建設されたインターステート40号線がウィンスローを迂回、加えてサンタフェ鉄道の路線縮小と、ウィンスローは忘却の淵にまで追いやられたのでした。route 66 roadside attraction  winslow arizona

1990年代、シャッターが閉じた商店街の横に、Eaglesに触発されてこの街にやって来る旅行者に見てもらう何かを…、と作られたのが、安っぽいカラオケのように、歌詞のまんまの壁画、そしてギターを持った等身大のブロンズ像でした。これがStanding On The Corner Partkの始まりで、1999年にはウィンスロー市当局がこれを公認、以来、毎年9月には『Standing On The Corner Music Festival』を主催しているそうです。

ウィンスロー市民といっても、たったの10,500人、最低50ドルから始まる、アメリカ全土からの寄付に依って運営されており、一人一人のメッセージが記された煉瓦が敷き詰められているそうです。

2007年の時点ではたぶん不可能だったようですが、今や、Google Map-ストリート・ビューを使って、あなたもThe Corner of Winslow, Arizona に立つことができますよ。どうぞ、お試し下さい。そして、我々の『Take It Easy』完成には、今しばらくのご猶予を…。

より大きな地図で Standing on the corner of Winslow, Arizona を表示

下はストリート・ビュー2008年7月の画像。残念ながら、ウインスローの街角は工事中の様子で、無粋にもショベルカーが停まっており、歌詞とは違い、あまり良い景色ではありません。※Googleに、もう少し配慮があればうれしいのですが…。

♪ Well, I'm a standing on a corner in Winslow, Arizona and such a fine sight to see ♪
Corner of Wislow, Arizona
Momo holding sign board-HKX Radio※今までの曲は左サイド、I Pod 風のプレーヤーでお聴きになれます。
   
Your Support, Please. ボタンを押して下さい。このサイトの順位がわかります。
にほんブログ村 歴史ブログ 諸文化の歴史へ にほんブログ村 音楽ブログ カントリーミュージックへ 人気ブログランキング


express01 at 20:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

June 20, 2007

「猿の惑星 」  The Planet of Ape

先日、2001年公開のリメイク版がテレビで放映されましたが、やはり『猿の惑星 The Planet of Ape』と言えば1968年公開、主演:チャールトン・ヘストンのそれでしょう。 原作にはなかったそうですが、この衝撃的なラストシーンは印象的でした。もう一つ、「何故、主役がチャールトン・ヘストンなの?」…が、公開当時からの疑問でした。何か、原作と映画との間に微妙なねじれがあるようです。
Last scene of the planet of the apes-2
伝記はWikipediaに譲るとして、原作者:ピエール・ブールは第二次大戦勃発前の1938年から数年間におけるインドシナで過ごします。当初ははイ ギリス領マラヤにおけるゴム農園の監督者として、大戦が勃発するとフランス軍に志願、フランス降服してからはレジスタンスの一員として諜報活動に従事しま す。1943年ビシー政権側に捕らえられサイゴンにて終身刑に服しますが、翌年、彼は脱獄に成功します。彼の強烈な体験は、後planet of apeに彼をして二つの大ヒット作 を書かせることになります。
bridge on the river kwa
一つは、『戦場にかける橋』 (Le Pont de la Riviere Kwai 1952)、その10年後に『猿の惑星』 La Planete De Singes 1963)、それぞれ映画化され、『戦場にかける橋』(The Bridge on the River Kwai 1957)、『猿の惑星』(Planet of the Apes 1968)、いずれもアカデミー賞作品賞。


2つの作品の共通テーマは、小説・映画を問わず、「地位の逆転」です。看守と服役者、主人と奴隷(あるいは使用人)…、植民地経営の監督者の地位から捕虜 の地位に転落するという屈辱的な彼の体験そのものなのでしょう。この意味で、多くの人が言うように、『猿の惑星』の猿は『戦場にかける橋』における日本軍 捕虜収容所長であり、猿=日本人、と描かれている説に賛成してしまいます。

ピエール・ブールの体験した第二次大戦は既に終わっており、共産主義の台頭する、冷戦の時代、核戦争の危険を胎むカタストロフィーの時代に入っています。ハリウッドにも吹き荒れたマッカーシズム(反共「赤狩り」)の嵐が過ぎ去った直後に作られたのが『猿の惑星』でした。

マイケル・ウイルソンに依る脚本は人類破滅後の世界を描き、同時に「赤狩り」時代に生きた自分(人間)をこの映画に重ねているとの説もあるようです。

チャールトン・ヘストンと言えば、1959年、『ベン・ハー』でアカデミー賞主演男優賞を獲得、容姿・キャラクター共に白人・アメリカ人を象徴する俳優。 1968年の『猿の惑星』では宇宙飛行士役の彼が、猿に捕まり、手かせ・足かせをはめられ檻の中に入れられる、奴隷・服役者・奴隷を演じます。その対比が 極端で、よく彼がこの配役を承諾したと思うのですが、今や82歳、元全米ライフル協会会長としても有名な保守層の代表者、どこか『新・猿の惑星』を見るようです。

本業にもお越し下さい。
  Hong Kong Express
Hong Kong Express logo


express01 at 10:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
Profile

ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

Back Issues At A Glance
Comments
ISAO's Bookshelf
人気ブログ ランキング
NINJA
Search