虫の音

July 13, 2014

オノマトペ

 「オノマトペ」という言葉をご存知でしたか?

先日の新聞の書評欄にその単語を発見したのですが、意味も全く判らず愕然としてしまいました。ミスプリントではなさそうで…、その書物が言語に関するものだったので、日本語の格助詞:「て・に・お・は」の話か…、それとも、学生がパソコンで論文を書くときの「コピペ ( Copy & Paste)」の話か…、はたまた、オリンピック誘致で人気となった滝川クリステルさんの「O・Mo・Te・Na・Shi オ・モ・テ・ナ・シ」の話なのか…、ネットで調べてみてやっと判りました。

 友人と電話で話をする機会があり、世間で知らないのは私だけか…、を確認すべく聞いてみると、「オノマトペ」を知ってて当然、とばかりに、メールをもらいました。

Quote宮沢賢治
宮沢賢治の「風の又三郎」の冒頭に、
           どっとど  どどうど  どどうど  どどう 
秋の風の音です。又三郎が現れる時風が吹きます。

中原中也の詩の「サーカス」で、空中ブランコがしなる音を、
           ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
と表現しています。
Unquote

 の名前は『驚くべき日本語 』(ロジャー・パルバース著)、4ヶ国語を操る筆者は、日本語は充分に英語にも匹敵する世界言語たりえるという。国際的な場へ出る勇気がない臆病で怠慢な日本人が、閉鎖的な自分を守る口実として、「曖昧」と言っているだけ。話はずれるが…、ロンドンオリンピックのテレビ、ただただ寝技だけで畳に這いつくばっているだけの柔道の試合、面白くないルールに改変した責任が少なからず日本柔道会にあるのはその典型的な例、とは私の意見です。元へ…。筆者いわく、模範とすべきは宮沢賢治とのこと。

他の言語にはない、日本語の優れた特徴の一つは、一面全く論理的ではないのですが、4,500〜5,000語にもおよぶ「オノマトペ」の存在。これはオノマトペ」の本来の意味、ギリシャ語で「語・単語を作る」、「新しい言葉を創造する」という造語能力につながります。ここに来て「擬声語(擬音語+擬態語)」という、ちゃんとした日本語があるにも関わらず、かと言って英語の「onomatopoeia(オノマトピーア)」でもなく、何故かしら、それも唐突に…、フランス語の「onomatopee(オノマトペ)」なのです。そこには、「擬声語(擬音語+擬態語)」の宝庫:「MANGA マンガ」を日本文化として強く押し出していこうとする官学、マスコミの意図(?)を感じます。そこで「文化」を語るには、英語ではなく、やはり、ありがたいフランス語でなければいけません。

 直感的、一言で物事の本質をつき、潜在的な力を引き出し、論理や公式では捉えることの出来ない、五感の全てに響く、第六感さえも覚醒させうる…のが「オノマトペ」かも知れません。秋になると聞こえる「虫の音(ね)」、日本人は言語と同様の左脳で聴き、西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴く、という話と関連があるようで、こうなると言語学というより精神分析学の領域に入って来ます。

宮沢賢治も中原中也も、何十年か前に教科書で読んだような…後期高齢期を目前にした私には「ハロウイン」に抵抗があると同じく、「ぱみゅぱみゅ」、「じぇっじぇっ」は単なる幼児語、「もっこり」ごときは男性の股間…、和物・エコロジー志向の人が多用する「ほっこり」、「(コタツで)まったり」がうそ臭くてあまり好きではありませんが、IT関連が出自であろう「ざっくり」、「さくさく」は言い当てて妙です。

 スティーブ・ジョブズ氏は、「オノマトペの魔術師」とも呼ばれていたそうです。


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September 19, 2012

行ってしまった夏

この2〜3日、久しぶりの雨です。昼夜を問わず、あれだけうるさかった蝉の鳴き声も、涼しげな秋の虫の音に変わりました。さすがに、9月も残り10日余り、というよりは…、今年一年自体が「余すところ」3ヶ月…、愕然とする私です。

この辺で、行ってしまった夏を振り返ってみることにしましょう。

ランキングサイト:日本ブログ村 にほんブログ村 音楽ブログ カントリーミュージックへ に参加していますが、最近、音楽に関する記事を書いていません。Youtubeで自分のお気に入りの曲を探してきて、これに私の話を被せればよいよいのですが、どうも私のブログ作りではないように思えてしまいます。このブログ作りは既に多くの方々がやっておられ、バンドでの新曲発掘を目的に日本ブログ村 にほんブログ村 音楽ブログ カントリーミュージックへ におけるライバル諸氏のサイトをおじゃまします。例えば、『愛はそよ風 Let Your Love Flow』『More Than I Can Say』はライバルのサイトで取り上げられた曲を我々のバンドでも演奏したものです。如何にいい曲、気に入った曲でも、それを我々が演奏できなければ意味がない、とは自明のこと。

そんな我々のバンド、唯一アコースティックであった私のギターをエレクトリックに替え、ついでに老眼鏡も作り…、次のステージに向けて準備を進めています。30分間のステージをこなすには、一曲3分と見て、10曲は必要。今までのように、漫然と好きな曲を練習するのではなく、我々既存の曲に集中して、曲がりなりにもそれらを完結(Complete)しようと練習して来ました。『Bluemoon Of Kentucky』『Bye Bye Love』『Green River』『Let Love Flow』『Lodi』『Memphis』『Proud Mary』『Surfin' USA』、『Yellow River』、お口直しに日本語の『ワンサカ娘〜Copper Kettle』そして最近追加の『Take It Easy』の11曲がそれです。

もう一つ、録音の問題。私のギターも含め全員が電気楽器になった為、Nobuさんの声はでかいのですが…、やっぱり、ヴォーカルが負けてしまいます。マイク一体のPCM録音機の設置場所を色々変えて試してますが、満足出来る結果ではありません。録音というより、演奏の問題…?勢い、新曲は少なくなり、音楽関係の記事は減ってしまいました。

しかし、読者の皆さん!私の新境地を『白河の関』『「あづま」「坂東」「関東」』の記事にこっそり忍ばせたのですが…、お気づきでしょうか?実は、恥ずかしながら…、スケッチを描き始めたのです。大阪に住む友人は、人生の大先輩なのですが…、旅行に行くときは必ずスケッチブックを持って行きます。海外旅行に際しても必携、機内食を食べる前に、まず、そのスケッチから始まります。もちろん、スチュワーデスが何をしているのか…、とのぞき込むのを、待ってましたとばかりに…、話しかけるのが彼の常套手段、どうも動機が不純です。

これがうらやましくて、私もやってみたいと常々思っていました。最初から自信があるわけでもなく、白河の関を訪ねた時に描いてみると、初めてにしては、中々いいあんばいではないですか。
散歩の途中_3

夏は早起き6時起床、7時には自転車あるいは散歩(=流行の言葉ではウォーキング)に出発することが出来ます。その散歩のついでにスケッチを描き始めました。最近は、「見てよろしいですか?」との声に、何のためらいもなく、「はい、どうぞ」とは、私の心臓も強くなりました。
散歩の途中_2

人生の大先輩の友人とは違い、散歩のおばちゃん連中から声がかかることが多いようです。絵手紙でも描いておられるのか…?、こんな週日の早朝、まさか…、若い女性がいるはずもありません。そんなお一人から、「お礼に!」と、採れたばかりのなすびを頂きました。

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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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