September 11, 2014

さようなら、今年の夏

団地祭ポスター どうです、この賑やかなポスター。夏休みも残り少ない8月の週末、「第30回団地祭」と称する当団地全体のお祭でした。1984年に初代が入居して30年という記念すべきお祭で、その企画・実行、運営委員の皆さんの意気込みはすさまじいものがありました。祭にいたる一ヶ月間、毎週末は準備に費やされ、正直に言いますと、子供の時から、盆と正月に帰るべき田舎もなかった私は、祭には全く興味がありませんでしたが、参加するからには徹底して頑張らなければなりません。当初からの神輿も先輩諸氏の手作りとくれば、盆踊りの櫓も自前、その組立は一人の指示に従って巨大なプラモデルを組み上げていく、云わばガリバー旅行記。部品の一つ一つ、例えば柱、昔は一人で軽々と運んだものですが、今や3人がかり…、来年の開催は難しいのではないでしょうか。

 櫓の廻りを回る盆踊り、その太鼓とお囃子、繰り返されるリズムは、アフリカの土着宗教のように、あるいはブルースのリフのように、参加する人をある種、恍惚感と高揚感に導くのでしょう。電灯のない昔、満月の下ではなおさらの事だったことでしょう。現代では、盆踊りやお囃子が地元の保存会によって守られているかといえば…、ただそれだけでなく、政治団体と結びついている例が多いというのもうなずけます。調子のいい曲がかかり、太鼓やお囃子が入るのですが、主に輪になって踊っているのはこの辺のお祭を廻っている婦人会(今では死語?)の皆さん方のようです。

 団地の中には小学校があり、それこそこの祭の誕生した30年前には、東京都で最も大きな小学校だったそうですが、今は昔。「全戸駐車場付き」がウリでしたが、ここに来て、車を手放す住民が多く、駐車場が余りはじめ、団地内の路上駐車・駐車違反が激減、駐車場収入に大きく依存している修繕費の改定も考えなければならない事態がやって来ています。

 30年が過ぎた今、若かった親も今や老い、その子供たちはもう此処にはいません。子供たちの世代はこの街に戻って来るでしょうか…、それとも、私たちの高齢化が進み、その向こうにあるのは…限界集落…、と想像するのも恐ろしい話です。これは日本の多くの街が抱える問題であり、この小山田桜台も例外ではありません。解決のヒントは、如何に魅力のある街にするのか…、難題ですが、解決していかなければなりません。

多摩モノレール 初代に入居された住民の中には、「もし延伸されてこのモノレールの駅が小山田桜台の近くに出来れば…」、といううまい話に乗せられて…、早30年が過ぎました。その間、浮かんでは消え、消えては浮かんだこの話、生きているうちは実現しないだろうとは、つい最近までのもっぱらの話でした。過去に何かとうわさのあった、小田急と多摩モノレール、二つの延伸の計画でしたが、ここに来て多摩モノレール延伸が一歩先行、町田市が俄然積極的にモノレール延伸を推進し始めたようです。JR町田駅までの延伸は望みません。車輛基地を併設した小山田桜台駅始発で多摩・立川方面につながるだけでも画期的な話です。30年の悲願、体が動ける内に実現してほしいものです。これが小山田桜台再生の大きな起爆剤になるはずです。
さようなら、今年の夏。
 祭も終わり、夏は終わりました。

 さようなら、今年の夏

 …名残りのサングラス、西に傾いたが、まだまだギラギラの太陽、パラソルをたたんで帰ります。

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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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