映画館

April 14, 2019

「住めば都」の町田ですが…

民間交番 「住めば都」の町田ですが、安倍政権と同じく石坂市政が16年もの長期政権故か…、最近、いやなことが目につきます。 先日の朝日新聞多摩版に、『町田に映画館作って』の見出し、書き出しは 〜「西の渋谷」とも呼ばれ、人口40万人を超える町田市〜 で始まる記事が載っています。バスに乗ること約30分、往復580円をかけて、町田の中心地に出たのですが、春分前、既に日は沈んだ冬の夜、繁華街はにぎわっています。勤め帰りのサラリーマンや学生であふれていますが、人の多さよりも、通りを塞ぐように街角に立つ客引きの数に驚いてしまいます。朝日新聞の現状誤認もはなはだしく、町田は「西の渋谷」というよりも、「西の新宿、歌舞伎町」の感じで、どうも品性に欠けます。現に、規制の強化された新宿、歌舞伎町を追われて町田に逃れてきた風俗店も多いと聞きます。

 記事は続いて… 〜 JRや小田急町田駅周辺には商業施設が活気を見せるものの、街には映画館がない。映画館開設を期待する市民の声は強く、市は誘致の起爆剤になればと、進出企業に奨励金を交付する制度を始めた〜と続きます。市民アンケートでも映画館を求める声が多数あり、町田市は一定規模の収容能力を条件に、上限5億円の範囲で奨励金を出す〜そうです。市が奨励金を出すのはどうかと思うのはともかく…、私だけでなく、多くの市民が映画館を求めていることを知り、私は安堵しました。

 たまたま観たNHK特集番組、最新のデータでは「健康寿命」は、男性で72.14歳、女性で74.9歳。しかし「平均寿命」との差は男性が9歳、女性は12歳あり、その間は寝たきりか要介護の暮らしということになります。AI(人工知能)が65歳以上の41万人の生活習慣・行動を徹底的に学習。結果、「健康寿命」と「平均寿命」の差を短くするキーワードは「読書」をするということでした。これを証明するように、山梨県は健康寿命が長く、男性は全国1位、女性は3位。驚くことに、運動やスポーツの実施率では最下位、逆に人口に対する図書館の数は全国1位。加えて、学校司書の配置率が高く、そんな環境で育った市民に読書の習慣が根付いたと思われます。「健康寿命」を伸ばすには運動やスポーツの実施、スポーツ施設の拡充、病院・医療の充実…と誰もが思いつきます。実は、遠回りのようですが…、学校司書はじめ初等教育・図書館の充実が重要でした。加えて病院建設・医者の養成には莫大な費用がかかるが、図書館建設・司書養成には比較にならないほどの少額である、ということです。因果関係は不明ですが、山梨県がAIのもたらした回答が正解であることを実証しています。

 町田市には9つの私立大・短大が在り、3万2千人の学生が学び、総人口170512_町田市版画美術館スケッチ43万人の7.4%を占め、全国的にも京都市に次ぐ大きさです。因みに、「学生の街」、京都市の総人口は147万人、大・短大数39校 学生数14万7千人(10%)。京都市に迫る人口当たりの学生数が学び、いくつかの大学には芸術学部もありながら、文化・芸術面ではおそまつの一言です。町田市には映画館もなく、8つの図書館も魅力に欠け、文化芸術に貢献していると云えば、かろうじて町田版画美術館と旧白洲邸、『武相荘』ぐらいのものでしょう。かつて、遠藤周作は町田市で晩年を迎えたのですが、彼の死に際し、遺品の寄付の提案があったのですが、町田市はこれを断ったそうです。今、寄付を受けて作られた『遠藤周作文学館』は長崎にあります。

Zelvia
 昨年、サッカーチーム「町田ゼルビア」はJ2で2位につけJ1昇格圏内に入り、地元ではちょっとした話題になりました。サッカー音痴の私にはどうでもよいことなのですが、J1昇格の必要条件として、成績だけではなく…、1万5千人収容のスタジアムなどの条件を満たせないことが判明。ここからが、どうでもよくはない話なのですがで、町田市は総額48億円をかけて座席数を1.5倍にする改修工事計画を進めているそうです。町田市には大企業がなく、「町田ゼルビア」のスポンサーを町田市の税金を使って引き受けるのには馬鹿げています。鶴川(野津田)は石坂又一町田市長の出身地であり、「町田ゼルビア」創設、スタジアム建設は地元への利益誘導という噂があり、最近では小山田桜台住民悲願のモノレール(多摩センター〜町田駅延伸)のルートを変更して野津田経由とする案が出されていると云います。

野津田サッカースタジアム
 昔から、長く続いた革新都政の影響か…、町田市は『福祉の街』という看板を背負っているそうです。「健康寿命」は高齢者問題の根幹、社会福祉の大問題であると考えます。野津田のサッカースタジアム拡充計画はこの辺にして、映画館設置・図書館の充実、将来的には文化・芸術分野の拡充を図るべきです。その為には、相模原市緑区「芸術村 藤野」は参考になるかも知れません。

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express01 at 10:39|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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