小山田神社

August 03, 2019

散歩の途中<<30>> 蓮田はやっぱり朝一番

 「宣言」と呼ぶには間の抜けた「梅雨明け宣言」が週末にあったらしい…と云うか、梅雨がだらだらと長く、梅雨空が晴れたら即真夏と、「宣言」する必要のない夏の始まりでした。日照不足で野菜が高騰、今後は稲の生育に影響が出て来るでしょう。夏と云えば、私の散歩コースの一つ「蓮田と小山田神社」の蓮の開花なのですが、今年の公式「小山田蓮祭」は7月20日、開花は数えるほどでした。

170623_下小山田の谷 この時期、蓮の開花を楽しみに、毎朝のごとく「蓮田と小山田神社」まで出かけます。私があまりに蓮の開花に執着するので、神奈川県南足柄市(小田原市に隣接)、そうです、あの「足柄山の金太郎」の故郷、に住む友人が是非これを見たいと、はるばる小田急に乗ってやって来ました。私の住む小山田桜台までバスで30分もかけて来てもらうわけにもいかず、車で駅まで迎えに行ったのが午後3時、最も暑い時間帯で、気温は35℃前後はあったのではないでしょうか。

 暑いので、蓮田まで車で行こうか…、とも考えたのですが、私が毎朝歩いている散歩道を歩きたいという彼の希望に従い、自宅に車を置いて、クソ暑い午後、二人で「蓮田と小山田神社」へ向かって歩き出しました。バス通りに出て、バス停(桜台1丁目)を過ぎ、桜台通り左折、この辺りを頂上に下って行き、右折して、区画整理以前から存在するであろう小道を登っていくと、新興住宅地を抜け、小さな山の峠に到達します。 
 この峠から、見下ろした前に広がる風景、私はこの風景が大好きです。左右の小さな山に挟まれた窪地に大きな農家が二軒、家の前には大きな畑。くねった道を下って行くと、早朝には右前方の山が道を影で覆うのですが、午後の強い日差しは容赦がありません。数日前、暗い影の中で咲いていた大輪の山百合も、今日はしおれて、息も絶え絶えです。
190730_ヤマユリ
 坂道を下り降りると視界が開け、蓮田が広がります。早朝しか来ないので知らなかったのですが、蓮の花が開くのは早朝だけで(夜はどうなのかは知りませんが…)、少なくとも午後4時頃には全ての花は閉じています。今年は、長梅雨で日照不足、蓮も例外ではなさそうで、全体的に開花数も少なく、加えて、花を閉じてしまっているとは…、全く愛想のないことです。

 
 しかし、蓮田は豊かな緑で満たされ、その向こうには、そう遠くない所に源泉のある鶴見川が流れています。蓮田の海に浮かぶのが小山田神社(別名「嶽の内御前神社」)、平安末、これまた近くに館(現在の大泉寺)を構えた小山田有重(平安末期 生死不詳)の奥さんが祀られると聞きます。大きな蓮田の海に浮かぶ小さな神社は第二の見どころです。9月初めにこの神社の小さな境内で催ようされる秋祭り(「小山田神社例祭」)は住民による奉納舞台・かわいい夜店は幻想的です。

 参拝を終え、往路に通った桜台通りと、一山(ふた山)越えた東側、住宅地の中を、平行する長い上り坂を歩くことにしました。万葉の時代、西国からやって来た旅人は足柄峠を越えて相模国に入り、「(江戸時代の)大山詣で」の道を東進、境川を渡り、武蔵国に入ります。箭幹八幡宮(矢部八幡)そして桜美林大学横を北上して尾根道とぶつかった辺りが「八幡平」、そこから北へ「鳥居坂」が小山田神社まで下り、さらに大泉寺の横を、多摩と町田の間に横たわる「横山」を抜け、遠く上野・下野へ向かう「奥州古道」の一つでした。友人と歩いたのは、まさにこの逆のコースを辿り、古代、関所があったとされる「八幡平」の地から、バス停(桜美林大学前)に至るものでした。

 待つこと5分、町田バスセンター(町田駅)行きのバスに乗り込みます。私にとっては久しぶりの繁華街、先ずは、小田急とJR間の人の多さに、次に彼らの歩く速さに驚いてしまいます。街には、夏休みが理由なのか、若い人たちの姿が目にちきます。おそらく、お年寄りの多い団地内の風景に見慣れた私には新鮮に見えるのでしょう。

 二人は迷うことなく駅近くの居酒屋「磯丸水産」に入ります。時刻は5時半頃か、お店は60%ぐらいは埋まっているのですが、客層は学生とおぼしき若い人、あるいはとうの昔に現役を退いたお年寄り、中には女性だけの中高年も珍しくはありません。

IMG-1097 朝一番、コロコロと転がる朝露の乗った蓮の葉と所々に桃色の大きな花を咲かせる蓮田の絶景をお見せすることはできませんでしたが、あえてこの時間帯を選んだのは、ここでビールを飲むことが優先する、という二人の間に暗黙の了解があったからです。

 そろそろ、会社の帰りに一杯という働き盛りの人たちに交代です。彼は小田急で遠く南足柄市まで帰らなければなりません。
私は、さらに会社帰りの人で混雑する小田急/JR連絡道をバスターミナルに向かいます。

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October 22, 2017

散歩の途中<<25>> 夏秋の風景

 ないと言えば嘘になりますが、歳のせいか…欲しいものが少なくなりました(負け惜しみ?)。加えて、わざわざ都内や町田の繁華街に出かけなくても、ほとんどのものがAMAZON・楽天などのインターネット通販で安く買えるのですから重宝するのは当然です。そんなことで、自宅近くで仲間とテニスをし、朝夕の散歩を行い、その道すがら、たまには絵(スケッチ)を描くという、自宅中心とした半径わずか数キロの生活になっています。
 
 「朝日を浴びるのは心身の健康の源」とはかみさんの口癖。彼女は夜明けとともに起きて愛犬のモモと一緒に散歩に出かけるのが一日の始まりです。他のことはともかく、彼女のその言葉には全く同感、朝日には何か意欲を沸き立たせる力を感じるのは二人だけではないでしょう。

140715_蓮田の小山田神社_2 二人(かみさんとモモ)が帰ってくると、入れ違いに私が散歩に出かけます。いくつかのコースがあるのですが、それが定まらない時は、東(正確には北東)の方角、既に太陽は昇ってしまっているのですが、朝日に向かって、先ずは小山田神社に向かいます。歩いて15〜20分の下り坂、お気に入りの下小山田ノ谷を抜けると、蓮田が広がり、その蓮田の海に小山田神社の島が浮かんでいます。柏手を打ち、鳥居を後に、今日はどの道を行こうか…、蓮田の小径を行きます。

 今年、夏・秋にはこんな風景を絵にしました。
この夏の風景
 去年は道に(他人の敷地内ではありません)多くの栗の実が落ちており、特に朝一番で出かけるかみさんの収穫は大きく、連日の栗ご飯でした。朝日を浴びるためだけが目的ではありませんでした。

 残念ながら、この秋は不作、栗ご飯をごちそうになったのは一度だけでした。来年に期待しましょう。

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August 12, 2017

散歩の途中<<23>> お盆の頃

 天気予報でよく見かける関東地方の地図、町田市の位置は判りやすい。単に自分の住む街だからという理由だけでなく、盲腸のように神奈川県側に垂れ下がっており、川崎市・横浜市・相模原市に囲まれ、かろうじて北側を「多摩の横山」で多摩丘陵、東京都八王子市・多摩市と接続する、丘陵と谷戸が複雑に入り組んだ土地です。地形的に相模国・武蔵国の境は「境川」なのですが、実は、市の北側に横たわる「多摩の横山」なのかも知れません。現に、町田は武蔵国にありながら「武蔵野」には含まれていません。

 新宿を出た小田急線は西進、多摩川を渡ると神奈川県(川崎市)、柿生駅を過ぎると東京都(町田市)に入り、町田駅を過ぎると、また神奈川県(相模原市)に入ります。町田駅で八王子と横浜を結ぶJR横浜線と交差しているのですが、市の中央部の地形が複雑で高低差が大きいためか…?、小田急線は市の南部を東西に走り、JR横浜線は西隣の相模原市をほとんど市境に沿って、北西から南東に走っており、交差する町田駅も極端に市の南端に偏って位置しています。おまけに、昔はもっとひどかったらしいのですが…、両町田駅間の乗り継ぎの連絡が悪く、今でも5分はかかってしまいます。明治の一時期、町田が神奈川県に属していた名残なのか、市内を走るのは神奈川中央交通バス、 ついでに…、電話番号も市外局番が神奈川県相模原市と同じ「042」です。その神奈川中央交通バスに乗って約30分、ようやく私の住む小山田桜台に到着です。

精霊馬 お盆の時期、提灯は死祖者を迎える目印の意味は判りますが、関西で育った故か、胡瓜と茄子で作る「精霊馬(しょうりょうま)」(死者を早く迎える馬・ゆっくり送る牛)の風習は知りませんでした。これに関連して、主に関東・東北地方では「端山信仰」といわれるものがあり、端山(葉山・羽山)とは村の周囲にある小高い山(里山)、そこに棲む祖霊は農業神であり、春には里に下りて農耕を手伝い、秋の収穫の後、祭に送られて山に帰って春を待ちます。正月や盆には家に帰り、子孫と共食して歓をつくすとされます。※ 岩崎敏夫『東北民間信仰の研究』 宗教以前に土俗的な、日本人の魂の根底に在る祖先崇拝の観念であり、これを仏教は上手く取り込んだのでしょう。
朝の下小山田桜台
 鉄道駅からは遠く、バスで30分もかかりながら、地理的には、あくまでも地理的には…、町田市の中心に位置する小山田地区は武蔵国(東京都)に於いても異端の地。都心に近い、里山だらけの「端山信仰」の舞台です。昨今の「里山ブーム」・「自然保護運動」の高まりで、多くのそれらしい格好をしたハイカーが都心からやって来るのを見かけます。要は、幸いなことに…と云った方が良いのか、ここは開発の遅れた、取り残された地域で、何も計画・意図して里山を保存した訳ではありません。遅ればせながら、これ幸いに…、「多摩の横山」には丘陵に沿って「横山の道」があり、町田市によって「尾根道」が、東京都によって広大な「小山田緑地」が整備されています。

 この地にやって来たのは20年前か、JR淵野辺駅のバス停のみすぼらしかったこと、市を縦貫する幹線道路:町田街道は片側一車線で右折レーンが設置されたのはつい昨日、当時関西では既に見られなくなったバキュームカーがやたら目についた記憶があります。今や「住めば都」なのですが、最近開発された多摩境では広い道幅にもかかわらず、相変わらず右折レーンはなく、市の道路行政のお粗末さは相変わらずです。

 去年、初めて見た小山田神社の祭は雨の中、幻想的でした。今年の祭はもうすぐ、先祖にも喜んでもらって、あの世へ帰る土産話にしてもらいましょう。

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July 09, 2017

散歩の途中<<22>> 半夏生の頃

 夕方、外出からの帰り、近所の奥さんが空を見上げており、 声をかけると、「お月さんも大きく、今年の七夕は晴れて空がきれいに見える」。 そうか、今日は七夕か…。 知ったかぶりして、「先日は半夏生、散歩の途中でその花が咲いてましたよ」と言うと、少しびっくりした様子。

 もうすぐ梅雨も明け、本格的な夏がやって来ます。 いくつになっても、夏がやってくると「何かしないと…、どこかに行かないと…」、既に体力もお金もないのに、気分だけが高揚してしまいます。週二回のテニスコートは団地内、最近参加の「みんなで絵を描く会」も徒歩で、桜美林大学や最近新築された市図書館支所には自転車で、とかなり前から、自分の行動半径が年ごとに小さくなっています。月に1〜2回のバンド練習だけが楽器を運ぶ必要もあり車で往復3時間半、練習が3時間、バンド仲間と晩飯1時間半と、おおよそ一日仕事になってしまうのが唯一の例外です。そのバンド練習も、仲間のお身内のご不幸等で、この1ヶ月は集まっておらず、私はギターを触っていません。

 今日の日中の気温はこの夏最高の34℃の由。ここまで来ると、よほどの事がない限り日中に外出するのは躊躇してしまい、朝、以前のように自転車に乗るだけの体力もなくなり、もっぱらウォーキングというよりは、ただの散歩だけになっています。すがすがしい朝日を浴びながら、今は<桜台通り>と呼ばれる大通りを南東の方向に下りて行くと、通りの右側(東側)が下小山田地区、小高い山(丘)の向こう側に、蓮田の海に浮かぶ小山田神社を目指します。すぐに<桜台通り>を右に細道に沿って小高い山を登って行きます。おそらく、昔は畑仕事だけの用途の道で、山のてっぺんには村の墓地だけが在り村落を見守っていたのでしょうが、今は小道ながらも舗装され、両側には新興住宅が百メートルほど続きます。突然、そこは峠、小山は左右に分かれ、眼下の谷にはたった二軒の大きな民家だけ、急な坂道が曲がりくねって下りています。

170623_下小山田桜台の谷

 谷を過ぎると、蓮田の海に浮かぶ小山田神社です。5月には一面泥の田んぼだったものが、今や青々とした葉を付けた蓮に覆われ、間もなく赤の水玉模様に変わって行きます。鳥居を潜って柏手を打つと自然に気分は高揚します。(※下の画像をクリックすると拡大できます。)
                              7月11日             小山田神社
蓮田

7月13日
0713蓮田

7月14日
0714蓮田

7月16日
0716蓮田

7月20日
0720_蓮田

7月22・23日 蓮田祭 
20170722_蓮田

7月24日
20170724_蓮田

7月27日
20170727_蓮田

7月29日
20170729_蓮田

7月31日
20170731蓮田

8月2日
20170802蓮田

8月6日
170806_蓮田

8月7日
20170807_蓮田

8月10日
170810_蓮田

8月13日
170813_蓮田

8月17日
170817_蓮田

9月2日 小山田神社 御礼祭の夜
170902_蓮田 小山田神社祭の灯り

170902_蓮田 小山田神社御礼祭

IMG_1293 小山の東、新興住宅地の中を通って帰るのですが、数日前、住宅地の交差点に一つの石碑を発見しました。石碑自体は古くないのですが(十年〜十数年)、表に「鳥居坂」、裏には「武蔵 相模を望む要衝八幡平に関守がいて小山田の関との間を往還也し古道なり」と刻んであります。従来、山の西側、往路に通った<桜台通り>を「鳥居坂」とばかりに思っていたのですが、どうも山の東側だったようです。奈良・平安の古代から、足柄・箱根を経て相模国に入り、相模川を越えて淵野辺、境川を越えて武蔵国に入り、矢部(箭幹)八幡宮の横を抜けて、現在の桜美林大学の東横を北上、リサイクルセンター辺り(尾根道とぶつかる)が「八幡平」、そこから北へ「鳥居坂」が小山田神社まで下り、さらに大泉寺の横を抜け、多摩と町田の間に横たわる「横山」を抜け、唐木田をさらに北上するのが「奥州古道」の一つということになります。

 雑節の一つで、夏至から数えて11日目、その頃に咲く「半化粧」とも書く花の名前とは、それこそ、半夏生の頃に知った話です。 その頃、スーパーのチラシで、「半夏生 マダコ 特価O円」の広告をかみさんが発見、夫婦の間で「これって何?」と話題になりました。調べてみると、関西人としては少々恥ずかしいのですが、たこ焼きの具・寿司ネタとして人気の明石マダコの旬は6〜7月、半夏生の頃だそうです。そう言えば、同じような話で(?)、「いかなごの釘煮」を思い出します。

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September 04, 2016

散歩の途中 <17> 「内の御前社」、通称「小山田神社」

160821小山田神社_蓮田 「内の御前社」、通称「小山田神社」は散歩の、とりあえずの…、折り返し地点、目的地です。自宅から1キロ少し、歩いて12〜13分、単に折り返して帰ってくるのであれば30分コースです。この辺に住む住民のいわば「お散歩入門編」、ここを経由してさらに東に広がる小山田緑地に入ることが出来ます。

 夏になると、毎朝の如く、7時には訪れることになります。というのは、昔は田んぼだったのでしょうが、今は稲に代わって蓮が植えられ、7月に入ると蓮の高さが人間の背丈ほどになり、次々と開花します。朝露が転がる蓮の葉、みるみるうちに育ち、つぼみが大きな花に変わるのは神秘的でさえあります。泥の中から生まれ、気高く、清浄な美しい花を咲かせ、大きく広がり水を弾く、凛とした葉の姿が、知恵・慈悲の象徴としてヒンズー教、これを受け継いだ仏教で意匠されます。夏の間、「ハス祭り(7月23日〜24日)」をピークに、神社は蓮華の大海に浮かぶ小さな島に変貌します。

小山田神社_1 小山田有重(1171〜74)は関東八平氏の一派、秩父平氏(=秩父党)から出、小山田荘の開発領主(別当)になってこの地を支配、近くの大泉寺の地がその居館であった。小山田別当有重の妻は宇都宮(八田)宗綱の娘、この小山田神社は戦前までは「内の御前社」と呼ばれ、有り重夫人を祀ったと言い伝えられてきました。拝殿の中にある扁額には「内御前宮」とあるそうです。 

小山田神社_2 この地に住んで15年以上、週に2回(?)は小山田神社を訪れますが、櫓が組んであるのを見るのは初めてのことでした。神社近くの町内掲示板には「小山田神社例祭 9月3日」とあります。

 昨日、夕食後、台風の影響か…、雨がポツポツし始めた中、カメラを持ってお祭りに行ってきました。いつもと違って、夜の小山田神社も良いものです。賑やかな舞台、はしゃいだ子供達の歓声、酒の入った大人達…、せまい境内はごった返しています。雨も心なしか冷たく感じられ、しらふの私は帰ることにしましょう。

 名残おしい今年の夏、さようなら!

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July 18, 2015

散歩の途中<11> 蓮田の中の小山田神社 

 絵を描き始めて3年になりますが、ほとんどの絵は、ハガキよりも大きく、A5よりも小さい、F0サイズです。これに小一時間もかかるのでは、集中力が持続するはずもなく、現地で完成するのは無理な話です。写真を撮り、仕上げは自宅に帰って、その写真を見ながら完成する有様です。恥ずかしい話ですが…、年とともにトイレの頻度も高くなり、そんなに長い間一カ所にたたずんで居る訳にも行かない…、というのが正直な話です。先日、こんな本を見つけました。山田雅夫著『15分で描く海山のはがき絵36景 』、ただいま勉強中です。

 そんな訳で、早速、実際に試してみるべく訪れたのが「小山田神社」です。手頃な散歩コースなのですが、この時期、神社の周りの蓮田の花が咲くのは何時か、何時か…と、普段はうらさびしい田園地帯に訪問者が急増します。その前に、台風11号が日本海に抜けた昨日の夕方行ってみると、やっぱり開花はまだちらほら、私以外の訪問者はありません。鳥居の横に立って目前の蓮を描いたのがこれ…、勉強の成果は未だ出ていませんが…。
150718_小山田神社蓮田
 「嶽の内御前神社」とも云われ、平安末期、此の地「小山田の庄」を有した小山田有重の奥さんが祀られているそうで、大きな蓮田の中にぽつんと鎮座しています。その時代、馬の放牧が盛んで、「馬場」、「馬駆」、「牧畑」などの地名にその痕跡があります。一方では、この辺りから横浜にかけて、丘陵地が雨や川によって浸食されてできあがった谷が「谷戸(やと)」と呼ばれます。雨は丘陵や尾根を伝って谷戸に流れ込み、湿地を作ります。人々はこの湿地を利用して水田を作ってきました。稲作が大規模化されるのは後世の話、それまでは、むしろ谷戸の高低差を利用した水利用が稲作に適してていたそうです。そんな稲作も、寄せる都市化に抗することが出来ず、神社の周りの田んぼは町田市の借り上げとなり、広大な蓮田として運営されています。

 下は、昨年の今頃に描いた絵です。来週末には満開の蓮を見ることができるはず…、お近くの方には一見の価値があります。
140715_蓮田の小山田神社_2
140715_蓮田の小山田神社
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February 09, 2014

散歩の途中 絵で辿る散歩道

 聞いてはいましたが、昨夜の吹雪にびっくり、今朝は朝日に映えて一面真っ白。玄関ドア、前が雪の吹き溜まりになって開きません。都内は27センチの積雪の由ですが、私の車の屋根には40センチの雪、生まれて始めての大雪でした。ここは、ささやかな社会貢献の見せ所とばかりに、雪かき用のスコップを取り出して奮闘すること2時間、お陰で食事も美味しく、夜もぐっすり眠ることが出来ました。こんな時に使っていいものか…、今が冬の真っ盛り、…やはりヘンです…、散歩には出かけるものの、寒空にトイレの近くなった私、外で時間をかけて景色・建物をスケッチすることはなくなり、もっぱら家にこもり、不得手な人物・動物を描く練習をしています。

20140208Me & Momo後ろ姿 前回、私の新境地ということで、「小山田荘鳥瞰図」を描いたところ、多くの方々に「面白い」と、好意的な評価を頂きました。ということで、本来の「カントリー音楽」・「諸文化の歴史」に沿った話題も、まだお聞かせするような段階ではなく、ここは前回に続いて、地元「小山田荘」が話題、過去2年間続けてきた「散歩の途中」のスケッチを振り返りながら、私の散歩道を辿ってみましょう。
本当はどうだか知りませんが、私の言う「小山田荘」とは、南から都道47号(町田街道)、八王子市・多摩市と接する北辺の158号(尾根幹線)、小野路を経て多摩市乞田に向かう156号(鎌倉街道上の道はこの辺り?)、そして57号(芝溝街道)の4街道(都道)に囲まれた地域です。
※鳥瞰図をクリックして拡大します
20140208絵を描いた場所 on 小山田荘鳥瞰図_s

散歩の途中 廃小屋3_130617
散歩の途中 見晴らし公園 小山田桜台団地に住む私は、家を出ると外周道路に沿って西へ公園、団地の縁の狭い農道を登って「見晴らし広場」茵∨未慍爾辰藤隠毅宜罅∈犬帽圓と鶴見川源流の通り、この155号は沢で、そこを右折して作業小屋絖蕁⊆,某卦譴瞭擦重なった
散歩の途中 廃屋1為か不器用な交差点、右折で廃屋薛罎任垢、そこを左折して北へ進んだ左に作業小屋茵右折して集落を散歩の途中 廃小屋2過ぎると「とんぼ池」薛隋△修海呂發小山田緑地です。東京国際GCの縁を南に下り、公とんぼ池20130905園管理事務所の横から、大泉寺(小山田城址)に、バス停膈茵∈邏半讚膈罅元精米屋膈罅⊆辺の集落の中を通って再び155号へ、
20121207大泉寺バス停散歩の途中 大泉寺近く20130912散歩の途中 大泉寺近く20130916-2蓮田・小山田神社20130717_3

東へ向かう両側は豊かな田園、その右手の蓮田の中に小山田神社絖蕕ひっそりと在ります。余談散歩の途中 Episodeですが、155号をさらに東に行って57号(芝溝街道)とぶつかる所に「Episode」蕕あり、朝6時から開く、なかなか美味しいパン屋さんです。南に上がって山王林公園を通って帰る、しめて2時間のコースです。

 もう一つ、自宅を出て団地内の谷戸池公園から、市民の定番散歩コース:「尾根緑道」に出て東へ、尾根緑道を出ると町田市リサイクル・センター、要はゴミ処分・焼却センター、花の家裏20130831その排熱を利用した温水プールと温室、その裏に秘密の花園…?、ではありませんが、誰も知らない広場蕕あります。南へ下った、47号(町田街道)の一角は全て桜美林学園、図書館膈茵⇔蘿卞押Х婀堂膈罅∨楷曄Э鯆膣朖MAC桜美林_s罅体育館膈蕕修慮鮑硬世忘澆Mac蕕妊魁璽辧爾魄んで帰ります。コーヒータイムを除いて1時間の散歩です。
桜美林大学 「三倒図書館」桜美林大学 「荊冠堂」桜美林大学 正面 「崇貞館」20130903桜美林 体育館_s

 藤沢周平原作の映画に使われた…?、という説もある山桜一本シャクナゲの群生が見られる場所を教えてもらいました。今年は、皆さんにご紹介することができるものと思っています。どうぞ、お楽しみに…。

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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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