名残おしい夏
September 04, 2016
散歩の途中 <17> 「内の御前社」、通称「小山田神社」

夏になると、毎朝の如く、7時には訪れることになります。というのは、昔は田んぼだったのでしょうが、今は稲に代わって蓮が植えられ、7月に入ると蓮の高さが人間の背丈ほどになり、次々と開花します。朝露が転がる蓮の葉、みるみるうちに育ち、つぼみが大きな花に変わるのは神秘的でさえあります。泥の中から生まれ、気高く、清浄な美しい花を咲かせ、大きく広がり水を弾く、凛とした葉の姿が、知恵・慈悲の象徴としてヒンズー教、これを受け継いだ仏教で意匠されます。夏の間、「ハス祭り(7月23日〜24日)」をピークに、神社は蓮華の大海に浮かぶ小さな島に変貌します。


昨日、夕食後、台風の影響か…、雨がポツポツし始めた中、カメラを持ってお祭りに行ってきました。いつもと違って、夜の小山田神社も良いものです。賑やかな舞台、はしゃいだ子供達の歓声、酒の入った大人達…、せまい境内はごった返しています。雨も心なしか冷たく感じられ、しらふの私は帰ることにしましょう。
名残おしい今年の夏、さようなら!

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