グラミー賞

March 08, 2020

入学試験合格、おめでとう!

 新型コロナウイルスの猛威が収まりません。屋形舟での新年会に参加したタクシー運転手が感染したというニュースに接して、「屋形船」と云えば隅田川周辺、東京都内で発生したものと勝手にイメージしてしまっていました。都内と云えば23区内のはず…、これは「対岸の火事」。ところが、実は…、そのタクシー運転手は町田市内、それも私の住所からわずか3kmの所にお住まいとか…。「対岸の火事」を眺めていた私の足元に一挙に火が廻って来ました。

 3年は続くであろうと誰もが思っていた「学習支援教室」(町田市運営の「塾」)がわずか2年で閉鎖すると聞いたのが去年の10月末。「先生役の大学生が集まらない」と云うのは表面的な理由、実は「予算が付かない、お金がない」のが真の理由で3月末をもって当教室は閉鎖、町田駅近くの一か所に集約されることになっていました。町田市は小中学校を休校とし、当教室も3月末を待たず、2月29日(土)を最終日に閉鎖となってしまいました。
New Horizon

 学習支援教室のアルバイト、本来の仕事は教室の設営、終了後の小・中学生の見送りなのですが、先生役の大学生が足りない場合、こと中学生(特に3年生)の英語に限り、代行教員として教えました。教員免許も持たず、家庭教師のアルバイトもしたことはありませんが、現役時代に英語を使う仕事をしていたおかげで、一般の人に比べれば、英語に興味を覚える、あるいは英語を楽しめる、その方法・術を知っていると云えるでしょう。教科書「NEW HORIZON」を取り寄せ、都立高校の過去問題集をやり、人気サイト「洋楽まっぷ」のコラムにアーティストの翻訳記事を提供したりして、できる限り自分の英語力の保持に努力して対応して来たつもりです。

 彼も中学3年生、受験生の一人でした。小学生の頃はスポーツが得意で、どちらかと云えばガキ大将だったのですが、内臓(腸?)あるいは自律神経の疾患が理由で、学校を休みがちとなり、勉強について行くのが難しくなったようです。一般的に言って、声を出して読む(音読)が苦手なようで、長文の場合、会話(対話)はもちろんの事、単語のアクセントの位置、リズム、イントネーション(抑揚)、ほとんどの場合は出来ていません。教える側の大学生が出来ず、況や…おや、です。私が実感したように、他の科目とは異なり、英語は中学生になって初めて出会うもの、もしそのスタートで出遅れたとしても、やり方によっては、その遅れは取り戻せるもの、少なくともその気持ちで勉強することを奨めました。単語の丸暗記は最小限にして、日本語に多く見られるカタカナ語を英語で覚え、接頭辞・接尾辞から単語数を増やす。動詞は単語だけでなく、前置詞を含んで出来るだけ長く覚える。英文は、日本語としてはおかしいかも知れないが…、文章の前から後ろに訳して行き、意味が判れば良しとする。残念なことに、彼は、文型・時制など、英語の基本を理解しておらず、都立入試の過去問題では平均以下なのですが、Listeningでは好成績を収めたのです。

 授業の合間の雑談、彼はPOP音楽が、今は特にBilly Eilishと云う女性歌手が好きだそうで、彼女の歌ばかり聞いているそうです。良く知りませんが…、Billy Eilish(18)は2020年第62回「グラミー賞」5冠を獲得し、政治的にも地球温暖化阻止に向けて前衛を担う歌手と云います。彼のListening力はCDやラジオから聞こえてくる大好きな音楽を通して獲得されたものです。もう一歩踏み込んで、これらの曲が何を歌っているのかを自分の言葉で訳して欲しいものです。…、私が彼と同じころ、The BeatlesやBob Dylanの歌詞を理解しようとしたように…。

 生徒の小・中学生おろか、先生役の大学生も、少なくとも年齢だけを見れば…、孫のようなもの。我々老人からは2年間の反省を踏まえ、何点か市当局へ意見させてもらいましたが、残念ながら、大学生からの意見は聞かれませんでした。最終日、1時間目は通常通りの授業、2時間目は急遽、「お別れ会」となり、生徒・学生及び我々の全員が参加してゲーム、その大学生の皆さんの手際の良さ、牽引力には驚いてしまいました。「お別れ会」はあっという間に終わり、自転車、バス停、迎えに来た車までの少々感傷的な見送りを終え、学生たちとは新型コロナウイルス終息後に、手洗いではなく、アルコールの入った「おつかれさま会」を約束して、これまた感傷に浸る解散となりました。しかし、どうも…尻切れトンボです。

合格印 1週間後、先生役で参加していた、元高校英語の先生から電話があり、市当局より「中学3年生全員の志望校合格!」の連絡があった由。うっとうしい話ばかりで、それも終息に向かうならいざ知らず、さらに蔓延して、さらに深刻な影響さえも懸念される中、少々心配した彼が合格したことは、雲の合間に太陽が顔を見せたようで、こんなに嬉しいことはありません。
「入学試験合格、おめでとう!」

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express01 at 14:57|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

February 08, 2010

ケビン・コスナー、お気に入りは『Mr. Tambourine Man』

 第52回グラミー賞(2010年)最優秀アルバム賞はカンtayler swiftトリー出身、20歳のテイラー・スウィフトが獲得、同賞の史上最年少受賞者と報道されました。彼女の名前すら知りませんでしたが、ディクシー・チックスやキャリー・アンダーウッドのグラミー賞受賞に彼女が続き、「古くさい」と若者にそっぽを向かれていたカントリーが、ここ数年来、一つの潮流となったのは嬉しいことです。日本ではまだまだ「古典芸能」らしいのですが…。

 飛び込んできたニュースはさておき、またまた新発見 映画:『ボディーガード』の続きです。いつものことながら、「知ってる人は知ってる」類の話題ですが、ご存じない方も多いのではないでしょうか。

 「お気に入りのお店ね?」、「これ、お気に入りの音楽?」で始まるレストランのあのシーン。ひょっとしたら、「俳優:ケビン・コスナーは私生活でもカントリーが好きなのでは…」と思っておりました。

 あれから早(?)17年、今回のグラミー賞の報道に接し、それでは…と、Youtubeのグランド・オール・オプリ(The Grand Ole Opry)が気になってしまいました。「カントリー」があまり好きでない私は曲をどんどんとばして行きます。すると、驚くべき事に、そこに「Kevin Costner & Modern West - "Long Hot Night" on Opry Live 」、とあるではないですか。「ケビン・コスナーはカントリー歌手だったのか…」、後は言葉が続きません。

 コメント曰く:「まあ、いい俳優だけど、歌手としては並」、「たぶん、彼はオオカミとダンス(Dancing With Wolves)していた方がいいんじゃない?それとも、歌手以外の道を選んだ方が…」、「ひどい!ブルース・スプリングスティーンの全く下手なコピーだ」、「うーん!これは本当にひどい」。希に彼を擁護のコメントもあるものの、あくまで少数派です。

 ここまでの酷評は出来ませんが、『ダンス・ウィズ・ウルブズ(Dances with Wolves)』で頂点に上り詰めて以降は凡作が多いと言われる彼、稼いだお金でバンド:Modern Westを作り、グランド・オール・オプリにゲスト出演したのか…とは下衆の勘ぐりでしょうか、他の出演アーティストに比べると、確かに見(聞き?)劣りします。

 …が、しかし、彼の音楽的嗜好に「お前もそうだったのか」と嬉しくなる動画を発見、彼が急に身近な存在となってしまいました。ライブでのアンコールに応えてDylanの曲をThe Byrdsのスタイル(…というかコピー)で歌っています。彼の十八番なのでしょう。上手いです。…と感じるのは、私の好きな曲:『Mr. Tambourine Man』をやっているからでしょうか…。



Momo in Cowboy Hat
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express01 at 21:59|PermalinkComments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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