インフルエンザ

February 23, 2011

マスク姿、どこか昔の『霊幻道士』

先日、ドイツに旅行に行った友人の話では、参加した旅行者全員を前に添乗員から一言注意があった由。「感染者と誤解されるので、マスクはしないように。」

通勤客 マスク姿2いつ頃から全く逆なことをするようになったのかは知りませんが、日本人がマスクをするのは病原菌を吸い込まない為の自衛策と同時に、自分の咳やくしゃみを他人に浴びせないための、あくまでも感染予防と為です。逆に欧米では、感染予防と為に身につける習慣が無く、むしろ、マスクをつけているとよほどの重症患者か…あるいは強盗かと勘違いされかねません。

道を歩いていて不愉快になるのですが、今でも日本人男性は唾・タンをはきますが、欧米では見たことがありません。逆に、日本人はくしゃみや咳をするときは周囲に気を遣うのですが、彼らはそれほど気を遣っている様子もなく、鼻をかむことに至っては、とんでもないほど大きな音を立てます。唾・タンは有無を言わさず止めて欲しいが、いずれも生活習慣で誰もが当たり前のことと思っているのですが、この生活習慣の違いが何処に起因するかというと、人口密度ではないでしょうか。他人がそんなに間近にいなければ、誰だって遠慮なくくしゃみや咳、鼻をかんだりするのではないでしょうか。

昔は、風邪を引いて少々熱があっても、コンコン咳をしながらも、つらいのを押して職場や学校にやって来るのが美徳と思われた時期もありました。都心への人口集中が進んだ高度成長の時代、定員の倍もの乗客を乗せた通勤電車は、「授業に遅れる」、「私が行かなけりゃみんなに迷惑が…」とばかりにマスク姿が多くなったのではないでしょうか。日本人の生真面目さと人口密度の高さがマスク姿の氾濫につながったように思えます。
キョンシー6
それにしても今の日本、何か変にマスク姿が多すぎます。私など、暗闇で遭遇したら、昔の『霊幻道士、キョンシー』を思い出して卒倒していまいそうです。

先日の新聞によると、中高生とその親に伊達(だて)マスクが流行の由で、「先生に怒られているときマスクをしていると聞き流せる」と年中マスク姿、先生が注意しようも「風邪・インフルの予防」と言われればそれまで。「窓口で市民に激高されてもパニックに陥らずに冷静に話せる」、とはある公務員。「化粧してないから…」とか、「マスクをしていると落ち着く…」など、どうも『霊幻道士、キョンシー』のおでこに貼られたお札・呪文のようです。どれもこれも一昨年の新型インフルエンザ流行を機に、その対策のためではなく、全く違う理由でマスクが手放せなくなっているようです。

彼らにとって、風邪・インフルエンザ・花粉症はきっかけ、言い訳に過ぎず、マスク姿は居心地のよいことなのでしょう。こうなってくると、風邪・インフルエンザ・花粉症予防の為にマスク着用されている方には申し訳ないのですが、日本人のその姿はまさに病的、何らかの精神疾患を持っているようにも見えます。

朝の散歩でコーヒーを飲みに行くMAC、いつも見かけるおっさんが店を出て行くのが見えます。目で追うと、自転車で来ているらしく、前のカゴから手袋、帽子を取り出し、続いて、マスクをつけて、過ぎ去って行くではないですか。彼は風邪でも、インフルエンザでも、花粉症でも、対人恐怖症でもありません。

理由は簡単、「マスクって暖かい…」。


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January 06, 2011

WATARIDORI

カモ実は、私はインフルエンザウイルスが交易による人の往来が感染を拡げるものと思っておりました。ウイルスが渡り鳥によって運ばれて来るものであると知ったのはつい最近のことです。

12月2日、島根県安来市で見つかった高病原性鳥インフルエンザウイルスは、10月14日に北海道稚内市でカモのふんから採取されたウイルスと遺伝子の配列が99%一致。「渡り」の早い時期に北海道に着いたことから、カモは中国を経由せずにシベリアから直接飛んできた可能性が高いという。

冬季に大流行し春には収束するという周期性から、星の運行や寒気の影響によるものと考えました。「インフルエンザ」はイタリア語:influenza (ラテン語: influentia).からの転用、口語では「flu」と短縮して使用します。最近では、「流行性感冒:流感」という言葉もあまり聞かれなくなり、TV・新聞でも「インフル」の略語が使われるようになって来たようですが、此処に至り同じ短縮するのであれば、英語と同じ「フル」にしておけばもっと便利だったのでは…。

スペイン風邪(1918)、アジア風邪(1957)、香鹿児島県ツル保護会港風邪(1968)、ソ連風邪(1977)と、呼び名は違っても、実はそれらの起源は全て中国です。それは中国が世界最大のカモの産地であるからです。「口蹄疫」は牛・豚・羊など家畜が感染するのですが、「インフルエンザ」は、ヒト以外の動物にも感染する人畜共通感染病です。特異なのがカモで、通常インフルエンザウイルスは肺や気管支などの呼吸器に感染し増殖しますが、カモの場合は腸の中で増殖します。カモ自体は何の症状も起こさず、ひたすらウイルスが大量生産され、糞とともに排泄されるわけです。

では、どうして鳥インフルウイルスは拡大したのでしょうか?主に渡り鳥に依るといえるらしいのですが、渡り鳥自体が強毒性の鳥インフルエンザウイルスに感染して、その目的地まで飛来するまでに死んでしまっており、今回の出水市で死北極中心 渡り鳥ルートんだ野生のナベヅルからの発見は貴重なものです。彼らの方角ジャイロは、北極(N極)と南極(S極)を感知して飛んでいるので、南北には飛べるが、東西には飛べないのです。ここに、局地的には交易などの人為的要素が入り込む余地はあるのですが、中国でウイルスの宿主となった渡り鳥は、シベリア(北極圏)へ戻り、そしてその保留地で他の渡り鳥に感染します。 そしてウイルスを移された他の渡り鳥が日本へとと飛来するのです。

素人の妄想ですが、シベリア(北極圏)に立てば、どちらに向かっても「南」に飛ぶことなり、既にシベリア(北極圏)もウイルスに汚染されているのであれば…、今回日本へやって来たと同じようにヨーロッパに、アメリカに向かった渡り鳥もいるはずです。

ひたむきな…、一途な…、渡り鳥の飛行。強毒性の鳥インフルエンザウイルスとは全く結びつきません。今年も、近所の公園の池にカモはやって来ています。カルガモの親子など毎年ニュースになるぐらいです。強毒性の鳥インフルウイルスを運んできているかも知れないのですが、その穏やかな風景とはあまりにも対局にあります。


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映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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