Lifestyle

June 10, 2019

私の「居場所」

  昔から、カミさんは早寝早起き。夏に向かって行く今からの季節、日の出とともに、明朝のそれは4時25分、いやそれ以前に起床、愛犬モモと朝食を食べ、5時には二人で散歩に出かけます。

 私どもは団地住まい。窓部はかなり前に二重ガラスに交換、2年前の大規模修繕時に玄関ドアを交換したので、住居の密封性がさらに向上、言い換えれば防音・冷暖房効果が向上、二人(カミさんと愛犬モモ)が帰宅して玄関ドアを開けると、新幹線や航空機のドアが開いた時と同じように…、気圧が下がり部屋の中の空気が一気に外部に流れ出し、この気圧の変化を耳(体)に感じて私は起床します。

 夜は夜で、午後6時前後、カミさんの夕食が出来上がるのを見計らって愛犬ももが私の部屋のドアをノック、「ご飯ができたよ」と呼びに来てくれます。「ノック」というよりも右手(右前足)の爪でドアを上から下へ「ガリガリと引っ掻く」と言った方が正しいのですが…。こうして、家族全員が集い…、今となっては夫婦二人とモモだけなのですが、夕食は唯一、暗黙の内ながら公式に(二人の間で)認められた、夫婦間のコミュニケーションの場です。夕食が終わると、私は風呂に入り、上がると、テレビの在る居間には行かず、自分の部屋に入ります。カミさんは、その間に洗い物を済ませ、風呂を上がると居間にてテレビ、8時には就寝です。夜8時就寝、朝4時起床、8時間の睡眠は彼女の一貫した半生、私のそれとは少なくとも2時間の時差があります。この時間差、単に時間だけに限らず、人生観・世界観、考え方そのものに「2時間のズレ」があるようです。24時間中の2時間…、この時間差、人はこんな夫婦を「すれ違い夫婦」と呼ぶのかもしれません。

 テレビはほとんど観ることはなく、観るとすれば、録画したBS放送の古い映画を観るだけです。北向き、約9屐複蕎弱)の部屋が、我が家で私が100%自分の思い通りにできる、唯一の場所、「牙城」です。籠城しているわけではありませんが、睡眠を除いて、家の中で最も長い時間を過ごすのがこの部屋です。

スピーカー 今年の1月、今までだましだまし使ってきたパソコンがダウン、思い切って新しくモニターとともに購入。やっとのことで以前と同じように使えるまでになると、今度は、欲が出てきます。以前、凝り性の友人からBOSE社のサテライト・スピーカーとベース・モジュール(ウーハー)を譲ってもらいましたが、アンプなくしては音を鳴らすことは出来ず、かさ高いモジュールは私の部屋の中で長い間邪魔になるだけの存在でした。

 まずは、机の後ろに在るワードローブのハンガー掛けの半分を撤去、ピクチャーレールと絵_2撤去した部分に2段の棚を設置、衣類を畳んでプラ衣装ケースに入れて収納し、空いた空間(下部)に頂いたベースモジュール(ウーハー)を設置、ルーバーの後ろに隠しました。Amazonで購入したスピーカー・アンプを繋ぐと、録音したバンドの演奏、Youtube、Winamp(インターネット・ラジオ)の低音の効いた良い音が流れます。

 ディレクター・チェアと似たようなものを3脚持っていますが、部屋の大きさからすれば2脚がせいぜい、色違いの一脚をテーブルにすることにしました。天板を作り、それを背もたれをはずした脚部に載せてあるだけです。我ながら良い出来です。

 夫婦が食事を共にする、我が家で一番大きな部屋、リビング・ルームには入居当初は壁に絵画・写真を掛けるためのねじ穴みたいなものが設置されていたのですが、壁紙を張り替えた際に全て外から見えないように、壁紙で覆ってしまいました。人生のここまでやって来て、自分が絵を趣味の一つにするとは想像もつかず、今となっては悔やむことしきり。現状では、残念ながら、壁紙を張り替える計画はありません。

 私の支配が及ぶ唯一の部屋、最後はピクチャー・レールの設置です。天井から見た風景詳しいことは判りませんが、団地の集合住宅ですから建物は鉄筋コンクリートの壁に、室内側は石膏ボードに壁紙が張ってあるはずです。壁を叩くと、その場所によって音が違うのは判りますが、そこが中空なのか、あるいは芯材が入っているのか判りません。ネットで知ったのですが「下地探し」という道具があり、押すと先端から長い針が出て、石膏ボードを突き刺し、中空か芯材かを確認します。ビス止めする6箇所全てが中空なので、石膏ボードにアンカーを取り付けました。勉強になりました。

 ピクチャー・レールは多くのメーカーから売り出されていますが、私の希望は…できるだけ天井に近い壁面に設置、レール設置後に、どの位置でもワイヤー・フックを取り付け・取り外しが出来るものを探しましたが、この要望を満たしたのはラーソン・ジュール・ニッポン(株)のCLICK RAIL(ArtiTeq)だけだったように思えます。長さ2mの商品もあるが、長さを短く調整する場合もあり作業及び運賃を考えると、長さ1mを2本買った方が割安です。つなぎ目もほとんど気になりません。満足です。

 喫茶店「嵐が丘」における絵画展から引き揚げてきた私の絵も放ったらかしでしたが、壁にかけると、もっともらしく見えるものです。
絵+テーブル

 今からの夏、冷房は弱くても涼しい、居心地の良い部屋です。日の当たらない私の部屋に居る時間がますます長くなりそうです。

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express01 at 21:46|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

April 14, 2019

「住めば都」の町田ですが…

民間交番 「住めば都」の町田ですが、安倍政権と同じく石坂市政が16年もの長期政権故か…、最近、いやなことが目につきます。 先日の朝日新聞多摩版に、『町田に映画館作って』の見出し、書き出しは 〜「西の渋谷」とも呼ばれ、人口40万人を超える町田市〜 で始まる記事が載っています。バスに乗ること約30分、往復580円をかけて、町田の中心地に出たのですが、春分前、既に日は沈んだ冬の夜、繁華街はにぎわっています。勤め帰りのサラリーマンや学生であふれていますが、人の多さよりも、通りを塞ぐように街角に立つ客引きの数に驚いてしまいます。朝日新聞の現状誤認もはなはだしく、町田は「西の渋谷」というよりも、「西の新宿、歌舞伎町」の感じで、どうも品性に欠けます。現に、規制の強化された新宿、歌舞伎町を追われて町田に逃れてきた風俗店も多いと聞きます。

 記事は続いて… 〜 JRや小田急町田駅周辺には商業施設が活気を見せるものの、街には映画館がない。映画館開設を期待する市民の声は強く、市は誘致の起爆剤になればと、進出企業に奨励金を交付する制度を始めた〜と続きます。市民アンケートでも映画館を求める声が多数あり、町田市は一定規模の収容能力を条件に、上限5億円の範囲で奨励金を出す〜そうです。市が奨励金を出すのはどうかと思うのはともかく…、私だけでなく、多くの市民が映画館を求めていることを知り、私は安堵しました。

 たまたま観たNHK特集番組、最新のデータでは「健康寿命」は、男性で72.14歳、女性で74.9歳。しかし「平均寿命」との差は男性が9歳、女性は12歳あり、その間は寝たきりか要介護の暮らしということになります。AI(人工知能)が65歳以上の41万人の生活習慣・行動を徹底的に学習。結果、「健康寿命」と「平均寿命」の差を短くするキーワードは「読書」をするということでした。これを証明するように、山梨県は健康寿命が長く、男性は全国1位、女性は3位。驚くことに、運動やスポーツの実施率では最下位、逆に人口に対する図書館の数は全国1位。加えて、学校司書の配置率が高く、そんな環境で育った市民に読書の習慣が根付いたと思われます。「健康寿命」を伸ばすには運動やスポーツの実施、スポーツ施設の拡充、病院・医療の充実…と誰もが思いつきます。実は、遠回りのようですが…、学校司書はじめ初等教育・図書館の充実が重要でした。加えて病院建設・医者の養成には莫大な費用がかかるが、図書館建設・司書養成には比較にならないほどの少額である、ということです。因果関係は不明ですが、山梨県がAIのもたらした回答が正解であることを実証しています。

 町田市には9つの私立大・短大が在り、3万2千人の学生が学び、総人口170512_町田市版画美術館スケッチ43万人の7.4%を占め、全国的にも京都市に次ぐ大きさです。因みに、「学生の街」、京都市の総人口は147万人、大・短大数39校 学生数14万7千人(10%)。京都市に迫る人口当たりの学生数が学び、いくつかの大学には芸術学部もありながら、文化・芸術面ではおそまつの一言です。町田市には映画館もなく、8つの図書館も魅力に欠け、文化芸術に貢献していると云えば、かろうじて町田版画美術館と旧白洲邸、『武相荘』ぐらいのものでしょう。かつて、遠藤周作は町田市で晩年を迎えたのですが、彼の死に際し、遺品の寄付の提案があったのですが、町田市はこれを断ったそうです。今、寄付を受けて作られた『遠藤周作文学館』は長崎にあります。

Zelvia
 昨年、サッカーチーム「町田ゼルビア」はJ2で2位につけJ1昇格圏内に入り、地元ではちょっとした話題になりました。サッカー音痴の私にはどうでもよいことなのですが、J1昇格の必要条件として、成績だけではなく…、1万5千人収容のスタジアムなどの条件を満たせないことが判明。ここからが、どうでもよくはない話なのですがで、町田市は総額48億円をかけて座席数を1.5倍にする改修工事計画を進めているそうです。町田市には大企業がなく、「町田ゼルビア」のスポンサーを町田市の税金を使って引き受けるのには馬鹿げています。鶴川(野津田)は石坂又一町田市長の出身地であり、「町田ゼルビア」創設、スタジアム建設は地元への利益誘導という噂があり、最近では小山田桜台住民悲願のモノレール(多摩センター〜町田駅延伸)のルートを変更して野津田経由とする案が出されていると云います。

野津田サッカースタジアム
 昔から、長く続いた革新都政の影響か…、町田市は『福祉の街』という看板を背負っているそうです。「健康寿命」は高齢者問題の根幹、社会福祉の大問題であると考えます。野津田のサッカースタジアム拡充計画はこの辺にして、映画館設置・図書館の充実、将来的には文化・芸術分野の拡充を図るべきです。その為には、相模原市緑区「芸術村 藤野」は参考になるかも知れません。

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express01 at 10:39|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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