November 27, 2017

『昭和76年宇宙の旅』

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2001 spoace odyssey 『2001年宇宙の旅』が公開されたのは1968年、昭和43年でした。原題は『2001:A Space Odyssey』、これをほとんど直訳したものですが、もし…、仮に…元号(和暦)表記するとすればどうなるのでしょう。当時からすれば<<昭和76年宇宙の旅>>、現在からすれば<<平成13年宇宙の旅>>、二つは同じ意味になるのでしょうかね。日本語タイトルを付けた人も決して西暦を和暦に替えるような無粋なことはやらなかったことでしょうが…。

 西暦には終わりはないが、和暦には終わりがあり、いつかは変更されます。和暦では、たかだか33年後の未来を表現できないだけでなく、「紀元前」の概念がなく、元年以前の過去を表現する事も出来ません。例えば、5000年、紀元前5000年と、西暦では未来も過去も単純明快。

 日本では、元号(和暦)は元号法によってその存在が定義されています。その使用に関しては基本的に各々の自由で、西暦・和暦、どちらを使ってもよいことになっていますが、運転免許証を始めとする役所関係の文書が、表記スペースに限りがある故か、和暦表示のみとなっており、勢い和暦が正しいものと思っている人が多いのではないでしょうか。

 平成の世も29年が過ぎ去り、間もなく平成30年がやって来ます。1989年、昭和64年が終わって平成がやって来た時、私は和暦を捨て、以来和暦を要求されない限り、全て西暦表記にしています。天皇の「生前退位」から、天皇の権威の一つである元号改定が派生し、世論調査では「1月1日」賛成が70 %、「4月1日」が16%だったにもかかわらず、政府内では改元の日程は「5月1日即位・改元」が有力視されているという。歴史的にもこの天皇の権威(「正朔を奉ずる」)は連綿として続いており、天皇の権威とは日本文化そのものという意見も多くあることは承知しているが、一方では西暦で物事を考える私のような「元号離れ」も急速に進んでいます。 

 天皇の権威に関する議論は識者の大先生方にお任せするとして、新元号が何になろうとよいのですが、役所の文書には、表記スペースの大小に拘わらず「西暦と和暦」の併用、出来れば「西暦」を主・「和暦」を従とすることを義務づけるべきと考えます。

 昔の役所の文書には長らく生年「明治・大正・昭和」の表示があって、私の場合は昭和を〇で囲む表記方法が見受けられましたが、新年号が発表されると、明治生まれの人はさすがに想定外として、「大正・昭和・平成・新元号」と4っの年号が並ぶのでしょうか…。

 ついでに、「2020年東京オリンピック」の開催年を元号(和暦)で言わない、言えないのは奇妙な話です。

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express01 at 16:43│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote Movie | History_Japan

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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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