February 11, 2016

散歩の途中<12> 逢魔が時

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 愛犬、ももとの散歩、彼女の歓心を引こうと、その日は広大な緑地の「あさざ池」から「とんぼ池」に向かっています。冬至はかなり前に終わり、昼間の時間が長くはなってきていいるのですが、注意してみると、朝昇った太陽はほとんど上昇せず、南の空の低い位置を西に移動、後1〜2時間で山陰に没しようとしています。そんな時、ただならぬ何か、一瞬の寒気を感じたのが一週間前でした。
夕暮れ時
 大人になって久しくこの感覚に陥った事はないのですが、子供の頃、時間の経つのを忘れて友達と遊んでいのですが、気がつくとうっすらと夕闇がせまり、今日、一緒に遊んだ友達と明日もまた遊べるはずなのに、ふと、もう逢えないのでは…、夕暮れ時はもの悲しく感じてしまいました。夕暮れの時間帯は「たそがれ時(語源は「誰そ?彼…」から、黄昏時の漢字を当てる)」、「かわたれ時(「彼は誰?)」とも呼ばれ、あるいは「逢魔が時」とも云われ、魔物と遭遇してしまう時間帯とされています。夕闇が次第に暗さを増し、昼間の明るさが次第に絞られてくる、人間の時間である明るい昼間と魔物の時間と陰り暗い闇の夜との間に横たわる、曖昧な時間、子供の敏感な感受性は物陰に魔物が潜み、次第に空中に見え隠れして飛び交うのを見ることになります。「人さらい、サーカスに連れて行かれるよ!」
  
 過去に1〜2日寝込むことがあっても、今回のように1週間近くにも続くものとは思いませんでした。不思議なことに…、朝起きて調子が良くても、太陽が西に傾き、もう後1〜2時間で没しようとする夕暮れ時、「誰そ?彼…」、魔物が見え隠れする「逢魔が時」、咳が…、熱が出始めるのは魔物が活動を始めた証拠、私を真っ暗闇の魔界に誘導するのでしょうか。

 病気になると気が弱くなるもので、急性肺炎で即入院の可能性もあり…とは医学・健康知識豊かなかみさんの意見、3ヶ月に1度の高血圧・痛風の投薬治療を受診している多摩丘陵病院へ行ってきました。 体力・抵抗力が衰弱しているので、お互い様とは云え、病院内はあらゆる病原菌・ウイルスの高密度集積地、何十年ぶりかでマスクで顔を覆って(まるで不審者)行って参りました。

 受付にて受診の目的を告げると、さすがにシーズン最盛期、インフルエンザ専門の待合場所にて待機することになりました。待つこと10分、私が初診らしく看護師が綿棒のようなもので、「ちょっとつらいですが…」とか何とか云う間に、鼻の奥の粘膜のサンプル採取します。さらに待つと、私の主治医が顔を出し、挨拶している暇もなく、「1週間は長いですね。念のために、レントゲンを…」と、思いがけず主治医に往診してもらいました。最悪、肺炎即入院も覚悟するほど弱気になった私は「ごくごく初期の気管支炎」との診断でした。現金なもので、だるさはまだ残っているのですが、インフルエンザの嫌疑も晴れ、肺炎の心配もなくなった今、気分は爽快です。
多摩丘陵病院内科待合室
 英語でTwilight Time、「人生のたそがれ」の意味があり、昔『「ミステリー・ゾーン "Twilght Zone"』と云うアメリカTVシリーズがありましたが、これには「睡眠と覚醒の間の意識=まどろみ」の意味があるそうです。
Momo holding sign board-HKX Radio※今までの曲は左サイド、Music Player でお聴きになれます。 

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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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