March 06, 2013

もしや…、いかなごの釘煮?

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頭の片隅では「今年はどうだろうか…、やはり、無理か…」と思いつつも、もちろん、こちらから催促するわけにもいかず…、悶々とする(?)毎日でしたが、今日、玄関のチャイムにはずむカミさんの声。「もしや…、ひょっとして…」と彼女の反応を待つと、やっぱりその「もしや」、夫婦で大喜びです。

※彼からの春の便り。いかにも美味しそうです。
田中さん手紙130306_s












今年もKenさんから、大阪あるいは関西の…、春の風物詩:「いかなごの釘煮」を送って頂きました。解禁になったばかりのいかなごを、彼自らの手で佃煮に料理してくれたものです。「東日本大震災」からまもなく1年を迎えようとした、去年の今頃、その美味しさに夫婦で感激したものです。
いかなごの釘煮_2


















「いかなごの釘煮」とは、いかなごという魚の稚魚を佃煮にしたもので、大阪・関西と言うよりも、阪神間及び明石の漁師料理が原型で、2月の後半になると瀬戸内海でいかなご漁が解禁となり、各家庭では春を告げる味としてその佃煮:「いかなごの釘煮」が一斉に作られるそうです。私は九州生まれながら、言うところの阪神間に在る伊丹で育ったのですが、「いかなごの釘煮」という言葉を聞いたことも、もちろん、食べたこともありませんでした。後で聞くと、大阪生まれのKenさんもつい最近まで知らなかったそうです。阪神大震災(1995年)復興に参加されたボランティアへのお礼として全国に届けられ、以降、日本中に知られるようになったそうです。

「いかなごの釘煮」は佃煮です。佃煮の起源は、以前にも記事にしたことがありますが、戦国末期、現在の大阪市西淀川区に位置する、摂津国佃(つくだ)村にあると言われています。平清盛に始まる武家の時代、続いて源頼朝が征夷大将軍となって鎌倉幕府を開き、三代で平氏の北条執権政治に取って代わられ、源氏の足利氏が征夷大将軍となって室町幕府を開きます。この武家政治の変遷を踏まえてか…、戦国時代には、源平政権交代説というのがあり、信長・秀吉はいずれも平氏を名乗り右大臣・関白、幕府は開きませんでした。

源氏を名乗った徳川家康は征夷大将軍の地位につき江戸幕府を開きます。祖先への感謝のために…、かどうかは知りませんが、猪名川の河口、摂津国佃村の漁師に舟を引かせて猪名川を遡上、清和源氏発祥の地:「多田神社」を参詣します。後に江戸に幕府を開くと、その労に報いて、彼らの江戸進出を許します。後に佃煮で有名になる佃島の始まりでした。

食事が楽しみです。
Kenさん、ありがとうございました。

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express01 at 22:11│Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック History_Japan | Recent Event

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この記事へのコメント

2. Posted by Isao   March 07, 2013 10:22
5 Kenさん
おっしゃるとおり、昔のように家が近所だったら、声さえかけてくれれば、自転車ですぐにもらいに行けるのですが…。しかし、年に一回ぐらいは頂いた感謝の気持を文章に表そうとするのもあってもいいように思います。ただ、それが表れているかどうかは心配ですが…。来年はどんな文章にしようか、今から考えております。ありがとうございました。
1. Posted by kenちゃんマイド   March 07, 2013 07:34
5  こんなに喜んでくれるとは、送ったカイがありました。人には「もらい上手」があります。もちろんこの反対の「もらい下手」もあります。折角あげてもリアクションのない方はセイがありません。Isaoさんは勿論前者、「もらい上手」です。こんなに喜んでくれるのなら、もう一度送ろうか?と思う今日この頃です。しかしあまり期待しないでね。口をあけて待ってくれている方々が多すぎますから。1月「柚子ママレ−ド」2月「りんごジャム」3月「いかなごのくぎに」4月「いちごジャム」5月「梅ママレ−ド」6月「生姜の佃煮」6月「生姜のガリ」これがボクの今年前半の製造スケジュ−ルです。近所だったら自転車であげられるのにナア。

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映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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