July 09, 2017

July 09, 2017

散歩の途中<<22>> 半夏生の頃

 夕方、外出からの帰り、近所の奥さんが空を見上げており、 声をかけると、「お月さんも大きく、今年の七夕は晴れて空がきれいに見える」。 そうか、今日は七夕か…。 知ったかぶりして、「先日は半夏生、散歩の途中でその花が咲いてましたよ」と言うと、少しびっくりした様子。

 もうすぐ梅雨も明け、本格的な夏がやって来ます。 いくつになっても、夏がやってくると「何かしないと…、どこかに行かないと…」、既に体力もお金もないのに、気分だけが高揚してしまいます。週二回のテニスコートは団地内、最近参加の「みんなで絵を描く会」も徒歩で、桜美林大学や最近新築された市図書館支所には自転車で、とかなり前から、自分の行動半径が年ごとに小さくなっています。月に1〜2回のバンド練習だけが楽器を運ぶ必要もあり車で往復3時間半、練習が3時間、バンド仲間と晩飯1時間半と、おおよそ一日仕事になってしまうのが唯一の例外です。そのバンド練習も、仲間のお身内のご不幸等で、この1ヶ月は集まっておらず、私はギターを触っていません。

 今日の日中の気温はこの夏最高の34℃の由。ここまで来ると、よほどの事がない限り日中に外出するのは躊躇してしまい、朝、以前のように自転車に乗るだけの体力もなくなり、もっぱらウォーキングというよりは、ただの散歩だけになっています。すがすがしい朝日を浴びながら、今は<桜台通り>と呼ばれる大通りを南東の方向に下りて行くと、通りの右側(東側)が下小山田地区、小高い山(丘)の向こう側に、蓮田の海に浮かぶ小山田神社を目指します。すぐに<桜台通り>を右に細道に沿って小高い山を登って行きます。おそらく、昔は畑仕事だけの用途の道で、山のてっぺんには村の墓地だけが在り村落を見守っていたのでしょうが、今は小道ながらも舗装され、両側には新興住宅が百メートルほど続きます。突然、そこは峠、小山は左右に分かれ、眼下の谷にはたった二軒の大きな民家だけ、急な坂道が曲がりくねって下りています。

170623_下小山田桜台の谷

 谷を過ぎると、蓮田の海に浮かぶ小山田神社です。5月には一面泥の田んぼだったものが、今や青々とした葉を付けた蓮に覆われ、間もなく赤の水玉模様に変わって行きます。鳥居を潜って柏手を打つと自然に気分は高揚します。(※下の画像をクリックすると拡大できます。)
                              7月11日             小山田神社
蓮田

7月13日
0713蓮田

7月14日
0714蓮田

7月16日
0716蓮田

7月20日
0720_蓮田

7月22・23日 蓮田祭 
20170722_蓮田

7月24日
20170724_蓮田

7月27日
20170727_蓮田

7月29日
20170729_蓮田

7月31日
20170731蓮田

8月2日
20170802蓮田

8月6日
170806_蓮田

8月7日
20170807_蓮田

8月10日
170810_蓮田

8月13日
170813_蓮田

8月17日
170817_蓮田

9月2日 小山田神社 御礼祭の夜
170902_蓮田 小山田神社祭の灯り

170902_蓮田 小山田神社御礼祭

IMG_1293 小山の東、新興住宅地の中を通って帰るのですが、数日前、住宅地の交差点に一つの石碑を発見しました。石碑自体は古くないのですが(十年〜十数年)、表に「鳥居坂」、裏には「武蔵 相模を望む要衝八幡平に関守がいて小山田の関との間を往還也し古道なり」と刻んであります。従来、山の西側、往路に通った<桜台通り>を「鳥居坂」とばかりに思っていたのですが、どうも山の東側だったようです。奈良・平安の古代から、足柄・箱根を経て相模国に入り、相模川を越えて淵野辺、境川を越えて武蔵国に入り、矢部(箭幹)八幡宮の横を抜けて、現在の桜美林大学の東横を北上、リサイクルセンター辺り(尾根道とぶつかる)が「八幡平」、そこから北へ「鳥居坂」が小山田神社まで下り、さらに大泉寺の横を抜け、多摩と町田の間に横たわる「横山」を抜け、唐木田をさらに北上するのが「奥州古道」の一つということになります。

 雑節の一つで、夏至から数えて11日目、その頃に咲く「半化粧」とも書く花の名前とは、それこそ、半夏生の頃に知った話です。 その頃、スーパーのチラシで、「半夏生 マダコ 特価O円」の広告をかみさんが発見、夫婦の間で「これって何?」と話題になりました。調べてみると、関西人としては少々恥ずかしいのですが、たこ焼きの具・寿司ネタとして人気の明石マダコの旬は6〜7月、半夏生の頃だそうです。そう言えば、同じような話で(?)、「いかなごの釘煮」を思い出します。

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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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