August 2011

August 24, 2011

愛はそよ風 Let Your Love Flow

カントリーミュージック人気ランキングでいつも1位か2位のサイト、『おやじと「Country Music」』あるいは『Hang Looseな音紀行』、いつも楽しく読ませて頂いております。どちらも九州の方で、ひょっとしたらお仲間同士(?)、私なんかと違い、ご両人とも、本格的なステージ活動をやっておられるようです。どちらも更新頻度が高いので、どちらの記事か、いつの記事かは判らないのですが、ベラミーブラザーズ(Bellamy Brothers)の記事を書いておられました。確か、動画もあり、彼らが来日、コンサートで歌っている(?)動画だったと思います。
Let Your Love Flow_1
「これだっ!」 新曲に悩む私にとって、正に救いの神、早速、彼らの『愛はそよ風 Let Your Love Flow』を歌わせてもらうことにしました。この曲は1976年全米1位の大ヒットですが、実は、この1曲が大きすぎた故か…、私は彼らがその後どうなったか…、全く知りませんでした。彼らの近況、カントリー一筋で現在も活躍しているのを聞くのは嬉しいことです。

バンドの2人に相談、試しにやってみると、実は歌の内容はよく判らないのですが…、きれいに韻を踏んでおり、なかなか歌い安く、邦題の『愛はそよ風』の通り、私にも爽やかに(?)歌えます。あまり練習していませんが…


これだけの内容ではブログも書けないし…、とインターネットを物色していると、日本語のサイトでは全く面白い記事はありませんが、アメリカのサイトで『愛はそよ風 Let Your Love Flow』にまつわる面白い記事を見つけました。

タイトル曰く…、
ベラミーブラザーズのメガヒット:『Let Your Love Flow』がカード会社のコマーシャルでリバイバル、全英チャート25位 --- (テネシー州ナッシュビル発、2008年11月17日)


もう一つ、アメリカにおけるトヨタ Purius のコマーシャル、よく知りませんが、ペトラ・ヘイデン(Petra Haden)という歌手が歌っています。


※ Amazon: "Let Your Love Flow"  

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express01 at 19:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote My Scrap Book | Music

August 17, 2011

縁切り榎とわかれ橋

 町田市に住んで二十数年になりますが、便利かどうかは別に、最寄り駅は隣の相模原市にある淵野辺駅で、この駅名(地名)に関し、初めて知ったことがあります。鹿沼公園、古淵駅に続いて淵野辺駅…、昔は沼地で、地名もこれに由来したのでしょう。同地は、全く意外にも、…とはあくまで無知な私にとってですが…、後醍醐天皇の皇子:護良(もりよし)親王を殺害した淵辺義博(ふちべ よしひろ)の領地でした。

淵辺義博 石碑jpg












 金剛山地、吉野・熊野、高野山と古来より山岳信仰・密教の修行地で倒幕活動を目指してきた彼は、宗教的・超自然的魅力をも兼ね備えた武将だったのでしょう。父、後醍醐天皇に疎まれ、足利尊氏の弟:直義の預かりとなり、鎌倉に幽閉されていました。1335年、最後の鎌倉幕府執権:北条高時の遺児:時行が蜂起(「中先代の乱」)して鎌倉に攻め寄せました。鎌倉を守る足利尊氏の弟:直義はこれを支えきれず撤退する事になりますが、その混乱の中、家臣の淵辺義博に護良の殺害を命じ、親王は、28歳の若さで死にます。これを機に、後醍醐天皇は足利尊氏と決裂、本格的な南北朝の時代を迎えます。

 水戸光圀(1628 〜 1701)に依る『大日本史』は朱子学に基づく水戸学=尊皇論が根幹であり、南朝正統論を唱え、幕末の思想に大きな影響を与えました。倒幕、明治新政府樹立から戦前に至る「忠君愛国」:尊皇思想からすれば北朝・足利室町幕府は「逆賊中の逆賊」、もちろん護良親王を殺害した淵辺義博も同罪と言うことになるでしょう。縁切り橋2

 近くに、町田市と相模原市との境に、文字通り、「境川」が流れています。これに沿って40〜45km下って江ノ島に至るサイクリングコースは以前紹介したことがあります。実は…、実は…、淵辺義博は主人の命令に背き、内密に、護良親王を自分の領地に移し、難を恐れて家族との縁を切り、境川に掛かる中里橋(わかれ橋)、榎木の下で家族と別れ(『縁切り榎とわかれ橋』とは調子のいい語呂です)、護良親王に従って宮城県石巻まで逃れた。これとセットに、一方の石巻には護良親王が落ち延び、父帝である後醍醐の供養のためにこの碑を建てた、とする伝承があるそうです。『太平記』、『大日本史』を学んだ、であろう蒲生君平高山彦九郎等の幕末の志士達もその御利益にあやかろうとお参りに行ったようですが、『縁切り榎〜』の話も石巻の話も全くの作り話でした。

 鎌倉撤退の混乱の中、足利直義の命で淵辺義博は護良親王を殺害、駿河国で追いつき、手越河原で直義の身代わりとなって討死します。そんな訳で、護良親王を自分の領地に移し、それから家族との縁を切って、宮城県石巻まで一緒に落ち延びる時間などあるはずもありません。彼が護良親王を一時的に匿ったとされる龍像寺は1556年に再建されたしたもので、『縁切り榎〜』の話も石巻の話も江戸時代に語られたという。いずれも南朝正統論による尊皇論の『大日本史』が世の中で支配的になった享保年間以降、比較的新しい時代に作られた話ではないでしょうか。明治に入り、護良親王を称えて鎌倉宮が造営され、この境内の山腹には護良親王幽閉の土牢が再現されていますが、もちろん鎌倉時代の遺構ではなく、明治新政府による作り話でした。

 淵野辺村の人々はこの如何にも作り話、取って付けたような『縁切り榎〜』にすがって生きて来たのでしょうが、1945年8月15日の敗戦、「忠君愛国」、尊皇思想の役回りの終了とともに、決定的には、吉川英治の『私本太平記(1958)』、これのNHK大河ドラマ『太平記(1991)』で、やっと、過去の呪縛から解放されたのではないでしょうか。 

より大きな地図で 忠生〜淵野辺義博居館跡〜縁切り榎〜縁切り橋 を表示

 京都三大祭りの一つ:「時代祭」平安神宮創建(1895)を記念して、東京奠都以前の京都の風俗を遡ります。最初は明治維新、ついで江戸、安土桃山…と時代を遡って行きますが、2007年開催までは征夷大将軍:足利尊氏の室町時代が外されていたそうです。

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August 09, 2011

イエローリバーとグリーンリバー

Yellow RiverCCR、ジョン・フォガティの『グリーンリバー(Green River, 1969)』とクリスティー(Clistie)の『イエローリバー(Yellow River, 1970』のサウンドがどこか似ている、という意見が多いようです。私にはそうは思えないのですが、バンドのNobuさんが、『イエロー〜』に続いて最近、『グリーン〜』を歌ったのを考えると、どこか判りませんが、似ているのかも知れません。



クリスティーは英国のバンドで、この曲は世界的なヒットとなります。レコードジャケットを見ると、彼らは何故かアメリカ南北戦争当時の軍服(南軍?)を着ています。ベトナム戦争に参加した兵士が除隊してイエローリバーに帰る、という内容で、この曲のB面は『ミシシッピーを下って Down The Mississippi Line』です。そう言えば2枚目のシングル:『思い出のサンバーナディーノ San Bernadino』、気付いたときには既にジャケットは印刷されていたそうですが、の正しいスペルはSan Bernardinoで、オリジナルの歌詞には「I have been all along the Colorado to the Rio Grande」とあり、やはりアメリカのSan Bernardinoを歌ったようです。…このフレーズはボツになったようですが…。

1970年前後はベトナム戦争を背景にヒッピー、サイケデリック音楽の全盛時代でした。そんな中で現れたのがCCR、ジョン・フォガティで、当初、彼らはルイジアナかその近辺出身のスワンプか、と思いきや、なんとカリフォルニア州バークレーの出身でした。シンプルでストレート、ジョン・フォガティの一人舞台、当時のThe Bandと並ぶ、そして対照的な、ルーツミュージック(roots music)バンドでした。

この辺からすると、クリスティーは先行するCCRを真似たのかも判りませんが、『イエロー〜』には日本人が語るアメリカ、あるいは、昔の「マカロニウエスタン映画」に似て、どこか違うようです。麺は麺なのですが、豚骨ラーメンとそーめんの差はあるよおうに思えます。『イエロー〜』はあっさりしすぎで、CCR、ジョン・フォガティの「泥臭さ」、「Swamp、Deep」なところが全くありません。…でも、自分で演奏する音楽として、バックコーラスを楽しむことが出来ますよ。

古くはTVシリーズやスピルバーグの映画:『トワイライト・ゾーン』でも使われた『ミッドナイトスペシャル』や『スゥイートヒッチハイカー』も良かったのですが、振り返ってみると、何故か、ジョン・フォガティの曲にはハズレがありません。



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ISAO

映画・音楽・歴史、そして、自己流ながら、水彩画を描いています。思いついたことを、気の向いたままに、イサオなりに、深く掘り下げていきます。 ※お気づきの点、改善すべき点をどうぞお聞かせ下さい。

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